2018年のE3での発表から大きな注目を浴びているサイバーパンク2077(Cyber Punk 2077)。
2度の発売延期という残念なニュースもありましたが、今年最後の超大作RPGとして期待している人も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなサイバーパンク2077の具体的な発売日や、PC版の必要スペック・推奨スペックといった動作環境、そして快適に遊ぶためのおすすめゲーミングPCについて解説しています。

サイバーパンク2077の発売日や価格
発売日 | |
価格 | 通常版:7,980円+税 コレクターズエディション:29,800円+税 |
ジャンル | RPG |
対応ハード | PC・PS4・XboxOne・Stadia PS5・XboxSeriesX |
販売元 | CD Projekt RED ※日本語パッケージ版はスパイクチュンソフトから発売 |
開発元 | CD Projekt(CD Projekt RED) |
公式サイト | https://www.cyberpunk.net/us/ja/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/CDPRJP |
サイバーパンク2077は2020年11月19日 ⇒ ※12月10日に延期されました! にPC・PS4・XboxOne・Stadia・PS5・XboxSeriesX向けに発売される、近未来を舞台とした大作アクションRPGです。
圧倒的なビジュアルで描かれる広大なオープンワールドマップと、生い立ちの種類や行動の選択で変わるストーリー、様々な戦術を選べるバトル、そしてキャラクターのカスタマイズ要素など、とにかく自由度が高いのが特徴。
またキアヌ・リーブスが主要キャラクターの一人として登場することも話題になっています。
開発はウィッチャー3などを開発・販売したCD Projekt REDなので、ゲームのクオリティにも非常に期待できるタイトルです。
価格は通常版が7,980円(税別)、主人公Vの25cmスタチュー(フィギュア)や限定スチールブック、ハードカバーアートブックなど沢山の特典がついたコレクターズエディションが29,800円(税別)となっています。
サイバーパンク2077の動作環境(必要スペック・推奨スペック)
サイバーパンク2077(PC版)の動作環境となる必要スペック・推奨スペックは以下の通りです。
必要スペック | 推奨スペック | レイトレ&4K | |
OS | 64ビット版 Windows 7 64ビット版 Windows 10 |
64ビット版 Windows 10 | 64ビット版 Windows 10 |
CPU | Intel Core i5-3570K AMD FX-8310 |
Intel Core i7-4790 AMD Ryzen 3 3200G |
Intel Core i7-6700 AMD Ryzen 3 3600 |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 780 AMD Radeon RX 470 |
NVIDIA GeForce GTX 1060 6 GB NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER AMD Radeon RX590 |
NVIDIA GeForce RTX 3080 |
ストレージ | 70GB HDD(SSD推奨) | 70GB SSD | 70GB SSD |
※より細かい内容については公式サイトをご確認ください。
必要スペックと推奨スペックの簡単な違いは簡単にいうと、
必要スペック・・・そのゲームが”なんとか動作する”必要最低限のスペック
推奨スペック・・・そのゲームを”快適に遊ぶ”ためのおすすめスペック
こんな感じです。詳しくは以下の記事で解説しています。
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なおここでは快適に遊べるように推奨スペックをベースに考察しています。
ちなみに2018年のE3デモ映像で使われていたPCスペックはこんな感じでした。
CPU | Intel i7-8700K @ 3.70Ghz |
---|---|
メモリ | G.SKILL RIPJAWS V, 2 x 16GB, 3000Mhz, CL15 |
GPU | NVIDIA GEFORCE GTX1080Ti |
マザーボード | ASUS ROG STRIX Z370-I GAMING |
ストレージ | SAMSUNG 960 PRO 512GB M.2 PCIe |
電源 | CORSAIR SF600 600W |
当時フラッグシップモデルだったGTX1080Tiが使われてることや美麗なグラフィックスから「必要な動作環境はかなり高くなるのでは?」と考えていた人も多かったと思いますが、実際はそこまで敷居が高いわけではなかったですね。
この2年の間にCPUやグラボの性能が大きく向上したというのも要因としてあるでしょう。

OS
OSは必要スペックが「64ビット版 Windows 7 または64ビット版 Windows 10」、推奨スペックが「64ビット版 Windows 10」となっていました。
必要スペックだとWindows7も載っていますが推奨スペックだとWindows10だけのようなので、これから購入するのであればWindows10がおすすめです。
また既にWindows7を使っている人でもWindows10にしておいたほうが良いでしょう。そもそもWindows7は既にサポート終了していますしね・・・。
ちなみにWindows10はHomeとProの2種類ありますが、ゲーム自体はどちらでも問題ないので、好きな方を選べば大丈夫です。

CPU
CPUは必要スペックが「Intel Core i5-3570K または AMD FX-8310」、推奨スペックが「Intel Core i7-4790 または AMD Ryzen 3 3200G」となっていました。
掲載されている内容だと比較的前のモデルでも大丈夫なようです。ただIntelがCore i7(ハイエンド)なのに対しAMDではRyzen3(エントリー)となっているのがポイント。
これはおそらくですが「サイバーパンク2077がAMD製のCPUに最適化されている」「シングルコア性能(クロック)よりもマルチコア性能を重視」というような理由があるかもしれません。
よってこれから購入する場合のおすすめとしてはIntelならCore i7-10700以上、AMDならRyzen5 3600以上になります。
メモリ
メモリは必要スペックが「8GB」、推奨スペックが「12GB」となっていました。
現在は8GB~16GBが主流なので、あんまり心配はなさそうですね。
基本的にメモリを増やす場合は「同じ容量」で「同じ型番」の物を使うことになります。なので12GBというのはあまり使わない数字です。
そのため、おすすめとしては16GB以上となります。
GPU
GPU(グラフィックボード)は必要スペックが「Nvidia GeForce GTX 780 3GB または AMD Radeon RX 470」、推奨スペックが「NVIDIA GeForce GTX 1060 6 GB、NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER、AMD Radeon RX590」となっていました。
フルHDであれば推奨スペックに記載の前世代GTXシリーズなどで十分なようですが、解像度のあがったQHDでは前世代のミドルレンジRTX2060以上、4Kやレイトレーシングをフル活用した環境ではフラッグシップクラスのRTX3080以上が必要と、一気に敷居が高くなっています。(公式サイト参照)
そのため、おそらく殆どの人がフルHDでプレイするとは思いますが、ある程度余裕を持って現行ミドルハイモデルであるRTX3060Ti以上のマシンにするのが良いと思います。
ストレージ
ストレージ(インストール容量)は必要スペックが「70GB HDD(SSD推奨)」、推奨スペックが「70GB SSD」となっていました。
最新の美麗なグラフィックスを使ったゲームということもありますが、なかなか必要な容量が多いですね。
また必要スペックも70GB HDDではありますが”SSD推奨”とあることから、基本的にはSSDかM.2 SSDにしておくのが無難です。
個人的なおすすめとしては500GB以上の大容量M.2 SSDですね!
サイバーパンク2077におすすめのゲーミングPC
ということで今回は2018年の発表以来大注目を浴びている期待のSFRPG、サイバーパンク2077の動作環境やおすすめ構成について書いてみました。
ここまでの内容をまとめてみると、サイバーパンク2077に必要なゲーミングPCは20万円以下のミドルハイクラスということがわかりました。
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そしてその中でもサイバーパンク2077に特におすすめなモデルはフロンティアのFRGXB460/36Ti/Bです!
OS | Windows 10 Home 64ビット (ディスク付属) |
CPU | インテル Core i7-10700F プロセッサー (2.90GHz [最大4.80GHz] / 8コア / 16スレッド / 16MBキャッシュ / TDP 65W) |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 3060Ti |
マザーボード | インテル® B460 チップセット搭載マザーボード |
メモリ | 16GB (8GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
ストレージ | 512GB M.2 NVMe SSD 1TB 3.5インチ S-ATA ハードディスク |
光学ドライブ | 無し |
入出力ポート | 前面:マイク入力 (モノラルミニジャック) x1、ヘッドホン出力 (ステレオミニジャック) x1、USB Type-A 2.0対応 x2、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x2 背面:PS/2(キーボード/マウス) x1、USB Type-A 2.0対応 x2、USB Type-A 3.2(3.1/3.0) Gen1(Max 5Gbps) x4、LAN(RJ-45) x1、ライン入力(ステレオミニジャック) x1、ライン出力(ステレオミニジャック) x1、マイク入力(モノラルミニジャック) x1 |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
ケース | GXシリーズオリジナルケース |
本体サイズ | 幅(W):約190mm x 高さ(H):約356mm x 奥行(D):約421mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 日本語キーボード【黒】 (USB接続) 光学式スクロールマウス【黒】 (USB接続) |
価格 | 147,800円(税込162,580円) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
FRGXB460/36Ti/Bはフロンティアの最新ミドルハイモデルです。
第10世代Core i7-10700に最新のRTX3060Ti、そして16GBメモリに爆速M.2 SSD+大容量HDD搭載と、隙のない作りになっています。
しかも驚くべきはその価格で、最新パーツをふんだんに採用した内容でありながら税込みで16万円台まで抑えているのだからびっくり!
更にはキーボードやマウスも付属しているので、コスパの点から見てもかなり魅力的な一台に仕上がっています。
このPCであればフルHD以上の解像度でも高画質設定で快適に遊べるので、おすすめです!
おまけ:4Kやレイトレで楽しむならより高スペックなモデルを!
さて、フルHDでの高画質設定では前述したモデルで十分ですが、4Kでの高解像度やレイトレーシングをフル活用したよりリッチな環境で楽しみたい場合は、もっと高いスペックのゲーミングPCが必要になります。
そこでサイバーパンク2077を4Kやレイトレーシングで快適に遊ぶためのモデルもおまけで紹介しておきましょう。
そのモデルはパソコン工房のLEVEL-R9X6-LCR58X-VAXです!
OS | Windows 10 Home 64ビット(DSP) |
CPU | AMD(R) Ryzen 7 5800X プロセッサー (3.8-4.7GHz/8コア/16スレッド/32MBキャッシュ/TDP 105W) |
CPUクーラー | 12cm×2 ラジエーターファン水冷CPUクーラー (基本構成) |
GPU | NVIDIA(R) GeForce RTX 3080 [HDMI×1・DisplayPort×3] |
マザーボード | AMD(R) X570 チップセット (ASUS PRIME X570-PRO |
メモリ | DDR4-3200 8GB×2(デュアルチャンネル/計16GB) (基本構成) |
ストレージ | 1TB SSD / NVMe M.2[PCI Exp.3.0×4] |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ [LG GH24NSxx] |
電源 | 800W [80PLUS TITANIUM認証] / ATX電源 |
ケース | ミドルタワーATXケース [InWin CS-216] ブラック (基本構成) |
本体サイズ | 約幅190mm×奥行477mm×高さ432mm ※最大突起物除く |
マウス・キーボード | 日本語キーボード 光学式マウス |
価格 | 303,980円(税込) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
LEVEL-R9X6-LCR58X-VAXは最高クラスの構成が魅力のパソコン工房のフラッグシップモデルです。
第4世代Ryzen 7 5800XにRTX3080と、サイバーパンクをレイトレーシングでなめらかに楽しめる強力なCPU&GPUを装備。
メモリは16GBと十分で、高速なM.2 SSDも1TB搭載されているのでゲームもたっぷりインストールできます!
更に水冷式のCPUクーラーやマウス・キーボードまで付属しているので、ゲーム以外の作業も快適にこなせますよ。
価格が税込み30万円以上と高額ではありますが、資金に余裕があって最高環境でサイバーパンク2077を楽しみたいという人は是非検討してみてはいかがでしょうか!

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