BTOパソコンショップTSUKUMO(ツクモ)で販売されているBTOゲーミングPC『G-GEAR GA5A-C193/T』のレビュー記事です。
GA5A-C193/Tは人気のRyzen 5 3600を搭載した10万円以下のエントリー向けモデル。
この記事ではそんなGA5A-C193/Tの詳細なスペックや特徴から、対応するゲーム、類似モデルと比較、そしてコスパやおすすめ度なども解説しています。

※時期によって仕様・構成が変わる可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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G-GEAR GA5A-C193/Tのスペックや特徴
OS | Windows 10 Home (64ビット版) |
CPU | AMD Ryzen 5 3600 (6コア12スレッド、定格3.6GHz Boost時最大4.2GHz、L2+L3キャッシュ35MB) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 / 4GB |
マザーボード | ASUS PRIME B450-PLUS (ATX) |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM (PC4-21300、8GBx2) |
ストレージ | 240GB SSD (SATAIII接続 / 6Gbps) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応) |
電源 | CWT製 550W (定格 500W) 80PLUS BRONZE対応 |
ケース | G-GEAR ミドルタワーケース (69JD) |
本体サイズ | 190(W)x475(D)x435(H)mm (本体のみ、突起物含まず) |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 94,800円(税込104,280円) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
第3世代Ryzen 5 3600搭載
CPUにはAMD最新モデル、第3世代Ryzen 5 3600が搭載されています。
2万円台のCPUでありながら6コア12スレッドと多コアで、2万円台のCPUとしてはかなり高性能な部類に入るモデルです。
シングルコア性能自体もこれまでのRyzen 2000シリーズに比べて大幅にパワーアップしているので、非常にコスパの高いCPUの一つです。
エントリー向けグラボGTX1650
グラフィックボードにはエントリー向けのモデルであるGTX1650を搭載しています。
エントリー向けなので高性能という程ではありませんが、それでもこれまでのエントリーモデルだったGTX1050やその上位であるGTX1050Tiに比べると大幅な性能向上を果たしています。
そのため、ライトゲーマーにとっては十分満足の行くGPUと言えるでしょう。
ゲーマーに人気のASRock B450M Pro4
マザーボードにはASRock B450M Pro4が選択されています。
B450チップセット搭載のマザーボードではかなり人気のモデルで、安価に自作を組みたいユーザーの選択肢の一つです。
安価とはいっても必要最低限の機能は揃っているので、特に使い勝手などで困ることは少ないでしょう。
メモリは16GBと十分
搭載されるメモリはDDR4-2400 16GB(8GB*2枚)となっています。
安価なモデルでありながら標準で16GB搭載されているので、特にメモリ不足などに感じることは無いでしょう。
ストレージはSSD 240GBのみ
ストレージは240GB SSDが1基のみとなっています。
ちょっとこの容量だけでは心もとないので、別途容量が多きいSSDやHDDの増設はほぼ必須と言えるでしょう。
おすすめはアプリインストール用のSSD 500GB~1TBとデータ保存用のHDD 2TB~3TBの2基増設です。(240GB SSDはOS専用にする)
電源はCTF製550W
搭載される電源はCTF製の550W Bronze認証電源となっています。
特に消費電力が大きいパーツを搭載しているわけでも無いので、容量に関しては全く問題ないでしょう。
Bronze認証なのは価格を考えると仕方ないですね。
DVDスーパーマルチドライブ標準装備
このモデルにはDVDスーパーマルチドライブが標準搭載されています。
さすがに10万円を切るモデルなのでブルーレイではありませんが、ディスクから各ソフト・アプリケーションをインストールする場合には問題なく使えます。
もちろん書き込みもできるので、外部メディアにデータを保存するという人にはありがたいですね。
第4世代G-GEARオリジナルミドルタワーケース
ケースにはツクモのG-GEARシリーズのオリジナルとなる、4th Generation G-GEARケースが採用されています。
USB3.0のポートをフロントパネルに2基標準搭載している他、スクリューレスでメンテナンス性に優れたSSDマウンタなど、使い勝手に優れたケースとなっています。
またトレンドの大型グラフィックボードも搭載可能なスペースもあるので、将来的にパーツをアップグレードする際にも安心です。
さらにエアフローも効率よく通るように考えられていて、フロントパネルのメッシュ部には防塵フィルターが搭載されているのでケース内へのホコリなどの侵入を防ぐこともできます。
安価なモデルでありながら他のグレードと同じ高性能なケースが使われているのは嬉しいですね!
G-GEAR GA5A-C193/Tと類似モデルとの比較
次にGA5A-C193/Tと類似モデルを比較してみましょう。
類似モデルとしてはG-Tuneの『NEXTGEAR-MICRO am560BA1』、SEVENの『SR-ar5-5430D/S3/GD』等がありました。
モデル名 | GA5A-C193/T | NEXTGEAR-MICRO am560BA1 | SR-ar5-5430D/S3/GD |
メーカー名 | ツクモ | G-Tune | SEVEN |
主要スペック | Ryzen 5 3600 GeForce GTX1650 16GB SSD 240GB |
Ryzen 5 3600 GeForce GTX1650 8GB M.2 SSD 256GB(SATA接続) |
Ryzen 5 3600 GeForce GTX1650 8GB SSD 240GB |
価格 | 94,800円(税別) | 82,800円(税別) | 93,800円(税別) |
NEXTGEAR-MICRO am560BA1はツクモのGA5A-C193/Tよりもメモリが8GBと減少していますが、その分価格が12,000円も安くなり、またストレージがM.2(ただしSATA接続)になっているというメリットがあります。
正直8GBで12,000円の差は大きいので、普通にG-Tuneのカスタムでメモリを増やしたほうが安上がりですね。
参考までに、am560BA1のカスタマイズオプションから16GBメモリを選んだ場合は+7,800円、32GBメモリを選んだ場合は+17,800なので、G-Tuneのコスパの高さがわかると思います。
SEVENのSR-ar5-5430D/S3/GDはG-Tuneのam560BA1とほぼ同じ構成ですが、価格は逆に高く、ツクモと比べてもメモリが半分なので微妙です。
一応電源のブランドなどにこだわって作られているようですが、正直スペックに対してだいぶ価格が高いので、SEVENのこのモデルに関してはあまりおすすめできません。

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G-GEAR GA5A-C193/Tが対応するゲームは?
GA5A-C193/Tが対応する主要ゲームタイトルには以下のようなものがあります。
目安として、フルHD(1920x1080)&最高・ウルトラ画質設定をフレームレート100FPS以上で楽しめる=超快適!、75FPS以上100FPS未満=快適、60FPS以上75FPS未満=普通、30FPS以上60FPS未満=厳しい、そして動作不可の5段階評価としました。
144Hzだけじゃなく240Hzなどの超高リフレッシュレートのゲーミングモニターが広く普及してきているので、少し厳し目ではありますが「60FPS未満はあまり快適にプレイできない環境」と設定しています。
なお各数値は海外のベンチマーク結果サイトにて、CPUとGPUの構成を合わせた状態で調査しました。
対応する主要タイトル
- レッドデッドリデンプション2・・・ 動作不可
- メトロ:エクソダス・・・ 厳しい
- アサシンクリード:オデッセイ・・・ 厳しい
- ボーダーランズ3・・・ 厳しい
- レッドデッドリデンプション2・・・ 厳しい
- アンセム・・・ 厳しい
- ワールドオブウォーZ・・・ 厳しい
- モンスターハンターワールド・・・ 厳しい
- ファイナルファンタジー15・・・ 厳しい
- シャドウオブトゥームレイダー・・・ 厳しい
- ファークライ:ニュードーン・・・ 厳しい
- ウィッチャー3・・・ 厳しい
- ヒットマン2・・・ 厳しい
- ジャストコーズ4・・・ 厳しい
- アサシンクリード:オリジンズ・・・ 厳しい
- PUBG・・・ 厳しい
- ゴーストリコン:ワイルドランズ・・・ 厳しい
- フォートナイト・・・ 厳しい
- フォールアウト76・・・ 厳しい
- フォルツァホライゾン4・・・ 厳しい
- 黒い砂漠(リマスター)・・・ 厳しい
- グランドセフトオートV・・・ 厳しい
- ニーアオートマタ・・・ 厳しい
- APEX Legends・・・ 厳しい
- バイオハザード:RE2・・・ 普通
- コールオブデューティー:BO・・・ 普通
- コールオブデューティー:MW・・・ 普通
- バトルフィールド5・・・ 普通
- ファイナルファンタジー14・・・ 普通
- オーバーウォッチ・・・ 快適
- レインボーシックスシージ・・・ 超快適!
GA5A-C193/Tは第3世代Ryzen5 3600にGTX1650を搭載した価格10万円以下のエントリーモデルです。
そのためある程度解像度やグラフィック品質を下げればまだ改善できますが、最高画質設定だとフルHDでもほとんどのゲームで60FPS未満となってしまいます。
よってもし「綺麗な絵のままサクサク快適にプレイしたい」というのであれば、素直により高性能なCPU&GPUを搭載したモデルをおすすめします。
その代わりあくまで10万円以下の製品ということを考えれば、それなりにプレイできるゲーミングPCと言えるでしょう。
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G-GEAR GA5A-C193/Tの良い点と悪い点まとめ
GA5A-C193/Tの良いポイントと悪いポイントをまとめてみました。
ココがおすすめ
- 第3世代Ryzen5 3600搭載
- DVDスーパーマルチドライブ標準装備
- 16GBの大容量メモリ
ココが気になる
- ストレージが240GB SSD1基のみ
- マウス・キーボードは付属しない
このことから、GA5A-C193/Tのおすすめ度は5点中3.5点となりました!
G-GEAR GA5A-C193/Tがおすすめなのはこんな人
改めて、GA5A-C193/Tは以下のような人におすすめです。
GA5A-C193/Tはこんな人におすすめ!
- 人気の第3世代Ryzen搭載モデルが欲しい人
- 安価なゲーミングPCやセカンドPCを探している人
- 安くてもできるだけメモリ容量が多いモデルが欲しい人
GA5A-C193/Tは第3世代Ryzenを搭載したツクモの新エントリーモデルです。
10万円以下のパソコンなので決して高い性能とは言えませんが、それでも16GBのメモリやDVDスーパーマルチドライブが標準で搭載されているのは魅力だと思います。
ただし前述したようにコスパで考えるとG-Tuneのam560BA1に負けてしまうので、コスパ以外でGA5A-C193/Tに感じる魅力が大きければ選んでみてはいかがでしょうか。

ツクモのおすすめモデルやセール情報
G-GEAR GA5A-C193/Tを販売するツクモでは、他にも魅力的なゲーミングPCが数多く揃っています。
中でも特にオススメなのはコスパに優れた高性能モデルのGA9A-J203/XT!
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になった方は合わせて読んでみてくださいね。
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