BTOパソコンメーカー:マウスコンピューターのゲーミングPCブランドG-Tune(ジーチューン)で販売されている『LITTLEGEAR i330BA3』のレビュー記事です。
LITTLEGEAR i330BA3は9万円台という価格が魅力のエントリー向けモデル。
この記事ではそんなLITTLEGEAR i330BA3の詳細なスペックや特徴から、対応するゲーム、類似モデルと比較、そしてコスパやおすすめ度なども解説しています。
※時期によって仕様・構成が変わる可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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LITTLEGEAR i330BA3のスペックや特徴
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル(R) Core(TM) i5-9400 プロセッサー ( 6コア / 6スレッド / 2.90GHz / TB時最大4.10GHz / 9MBキャッシュ ) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 / 4GB ( DisplayPort×1 / HDMI×1 / DVI-D×1 ) |
マザーボード | インテル(R) B360 チップセット ( Mini-ITX / SATA 6Gbps 対応ポート×4 / M.2スロット×1 ) |
メモリ | 8GB メモリ [ 8GB×1 ( PC4-19200 / DDR4-2400 ) ] |
ストレージ | 256GB SSD ( M.2 SATA3 接続 ) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 500W 大容量電源(80PLUS Bronze) |
ケース | 【G-Tune】LITTLE GEAR専用MINI-ITXケース |
サイズ | 178×395×298 【本体ケースのみ】 |
重量 | 約 8kg |
価格 | 99,800円(送料+税込113,080円) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
コスパの高いCore i5-9400搭載
CPUはコスパの高さが人気のIntel Core i5-9400を搭載しています。
安価なモデルではありますが、価格の割にシングルコア性能が高く、ゲーム用途では大きな力を発揮します。
そのためBTOPCユーザーだけじゃなく、自作ユーザーにも人気のCPUとなっています。
グラフィックボードはエントリー向けのGTX1650
GPUは控えめな性能のGeForce GTX1650が選択されています。
現行のモデルとしては最も安価なモデルとなっているので重いゲームや高画質設定で遊ぶ場合は不利となります。
ですが前世代の同クラスモデルであるGTX1050に比べると大幅な性能向上を果たしているので、ライトゲーマーであれば必要十分な性能と言えるでしょう。
メモリは8GBと少なめ
搭載されるメモリはPC4-19200の8GBと少なめです。
2,3年前であればこれでも十分でしたが、現在は16GBが主流なのでできれば増設をおすすめします。
8GBだとゲームだけじゃなく普段のPC作業もちょっと重くなることがあるかもしれません。
ストレージは超高速M.2 SSD、ただし1基のみ
ストレージは超高速な256GB M.2 SSDとなっています。
一般的なSSDの5~6倍は高速なストレージなので、OSの起動やゲームのロード時間が非常に早いというメリットがあります。
ただし容量が256GBと少なくデータ保存用のドライブもないので、別途大容量のHDDかSSDをオプションで増設しておくことをおすすめします。
G-Tuneオリジナルのハイクオリティケース
ケースG-TuneオリジナルのLITTLEGEAR専用ケースとなっています。
マットブラックの本体に赤いLEDが印象的なこのケースは、スタイリッシュな見た目だけでなく実用性も兼ねた魅力的なケースに仕上がっています。
各種ポートやスイッチ類は目立たないようにフロント下部の溝の部分に隠されて配置してありますし、別売りではあるものの光学ドライブを選択した場合は上部にスロットインタイプで設置されます。
また小さい本体を活かし、天板に取り付けられたハンドルで持ち運びや移動も行いやすいというのもポイントです。
マウスやキーボードは無し
LITTLEGEAR i330BA3にはマウス・キーボードは付属しません。
そのため別途オプションで選択するか購入する必要があります。
個人的にはせっかくなので他社製の本格的なゲーミングデバイスを揃えるのもおすすめです。
特にマウスやキーボードはPC本体を変更しても使い続けることができるので、長く使うことを考えてある程度しっかりしたものが良いと思います。
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LITTLEGEAR i330BA3と類似モデルとの比較
LITTLEGEAR i330BA3と類似モデルを比較してみましょう。
類似モデルとしてはドスパラの『GALLERIA DH』、パソコン工房の『LEVEL-R040-i5-RVA』等がありました。
モデル名 | LITTLEGEAR i330BA3 | GALLERIA DH | LEVEL-R040-i5-RVA |
メーカー名 | G-Tune | ドスパラ | パソコン工房 |
主要スペック | Core i5-9400 GeForce GTX1650 8GB M.2 SSD 256GB |
Core i5-9400F GeForce GTX1650 8GB HDD 1TB |
Core i5-9400 GeForce GTX1650 SUPER 8GB SSD 480GB + HDD 2TB |
価格 | 99,800円(税別) | 89,980円(税別) | 104,980円(税別) |
ドスパラのGALLERIA DHはストレージがM.2 SSDではなく1TB HDDになっていて、それ以外の基本的なスペックは一緒です。
SSDではなくHDDというのがちょっと残念ですが、その分価格は1万円ほど安くなっているので、浮いたお金ででM.2 SSDを増設すればかなりコスパは高いかもしれません。
パソコン工房のLEVEL-R040-i5-RVAはグラフィックボードが無印版GTX1650から強化されたGTX1650 SUPERになっているのがポイント。
またストレージもM.2ではないものの、SATA-SSD 480GB + 2TB HDDとなっているので、バランス良く仕上がっていますね。
ただ価格はこの中では最も高いので、予算と相談しつつ決めると良いでしょう。
LITTLEGEAR i330BA3が対応するゲームは?
LITTLEGEAR i330BA3が対応する主要ゲームタイトルには以下のようなものがあります。
目安として、フルHD(1920x1080)&最高・ウルトラ画質設定をフレームレート100FPS以上で楽しめる=超快適!、75FPS以上100FPS未満=快適、60FPS以上75FPS未満=普通、30FPS以上60FPS未満=厳しい、そして動作不可の5段階評価としました。
144Hzだけじゃなく240Hzなどの超高リフレッシュレートのゲーミングモニターが広く普及してきているので、少し厳し目ではありますが「60FPS未満はあまり快適にプレイできない環境」と設定しています。
なお各数値は海外のベンチマーク結果サイトにて、CPUとGPUの構成を合わせた状態で調査しました。
対応する主要タイトル
- レッドデッドリデンプション2・・・ 動作不可
- メトロ:エクソダス・・・ 厳しい
- アサシンクリード:オデッセイ・・・ 厳しい
- ボーダーランズ3・・・ 厳しい
- レッドデッドリデンプション2・・・ 厳しい
- アンセム・・・ 厳しい
- ワールドオブウォーZ・・・ 厳しい
- モンスターハンターワールド・・・ 厳しい
- ファイナルファンタジー15・・・ 厳しい
- シャドウオブトゥームレイダー・・・ 厳しい
- ファークライ:ニュードーン・・・ 厳しい
- ウィッチャー3・・・ 厳しい
- ヒットマン2・・・ 厳しい
- ジャストコーズ4・・・ 厳しい
- アサシンクリード:オリジンズ・・・ 厳しい
- PUBG・・・ 厳しい
- ゴーストリコン:ワイルドランズ・・・ 厳しい
- フォートナイト・・・ 厳しい
- フォールアウト76・・・ 厳しい
- フォルツァホライゾン4・・・ 厳しい
- 黒い砂漠(リマスター)・・・ 厳しい
- グランドセフトオートV・・・ 厳しい
- ニーアオートマタ・・・ 厳しい
- APEX Legends・・・ 厳しい
- バイオハザード:RE2・・・ 普通
- コールオブデューティー:BO・・・ 普通
- コールオブデューティー:MW・・・ 普通
- バトルフィールド5・・・ 普通
- ファイナルファンタジー14・・・ 普通
- オーバーウォッチ・・・ 快適
- レインボーシックスシージ・・・ 超快適!
LITTLEGEAR i330BA3はCPUがCore i5-9400、GPUがGTX1650のエントリー向けゲーミングPCです。
そのためゲーミング性能は決して高いとは言えず、ほとんどのゲームが60FPS以下のフレームレートとなってしまいました。
ただしあくまで最高画質設定でのものなので、多少設定を落とせばより快適に遊ぶことは可能です。
またレインボーシックスシージやオーバーウォッチなどは最高画質設定でも高いフレームレートで遊べるので、ライトゲーマーであれば十分オススメできると言えるでしょう。
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LITTLEGEAR i330BA3の良い点と悪い点まとめ
LITTLEGEAR i330BA3の良いポイントと悪いポイントをまとめてみました。
ココがおすすめ
- 本体価格が9万円台で購入しやすい
- 安価ながらもM.2 SSDを搭載
- 魅力的なオリジナルケース
ココが気になる
- 全体的な性能あまり高くない
- マウスやキーボードは付属しない
このことから、LITTLEGEAR i330BA3のおすすめ度は5点中4点となりました!
LITTLEGEAR i330BA3がおすすめなのはこんな人
改めて、i330BA3は以下のような人におすすめです。
LITTLEGEAR i330BA3はこんな人におすすめ!
- 予算10万円前後のゲーミングPCを探している人
- 比較的軽いゲームを遊ぶライトユーザーの人
- スタイリッシュでかっこいいケースのPCが欲しい人
LITTLEGEAR i330BA3は9万円台という安さが魅力のG-TuneエントリーゲーミングPCです。
そのため決して高性能なゲームマシンとは言えませんが、シングルコア性能が高いCore i5-9400に前世代より性能向上したGTX1650が組み合わされているので、グラフィック設定を最高にこだわらなければ多くのタイトルを遊べるマシンとなっています。
また容量こそ少ないものの、安価ながらもM.2 SSDを採用しているのもポイント。これにより超高速な読み込み速度を体感できるでしょう。
ただしお伝えしたようにメモリ増設とデータ保存用のストレージは付けたほうが良いので、予算が許せばカスタムすることをおすすめします。
公式https://www.mouse-jp.co.jp/store/brand/g-tune/
G-Tuneのおすすめモデルやセール情報
LITTLEGEAR i330BA3を販売するG-Tuneでは、他にも魅力的なゲーミングPCが数多く揃っています。
そんな中で特に私がオススメするのは、一つ一つのパーツが高性能ながら価格が抑えられたNEXTGEAR i690GA5です!
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になった方は合わせて読んでみてくださいね。
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