初めてのゲーミングPCにおすすめなドスパラで販売中のサードウェーブのゲーミングノート【GALLERIA XL7C-R45(ガレリアXL7C-R45)】。
今回その実機を貸し出ししてもらえたので、早速レビューをしていきたいと思います。
※時期によって仕様・構成が変わる可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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GALLERIA XL7C-R45ってこんなパソコン
まずはGALLERIA XL7C-R45についてどんなパソコンなのか簡単に解説しておきます。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-13700H (最大5.0GHz/14コア/20スレッド) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4050 6GB LaptopGPU + インテル Iris Xe グラフィックス |
マザーボード | CPU内蔵チップセット搭載マザーボード メモリスロット x2 (最大 64GB) |
メモリ | 16GB DDR4 SO-DIMM (PC4-25600/8GBx2) |
ストレージ | 500GB Gen4 NVMe SSD |
光学ドライブ | 無し |
ディスプレイ | 144Hz 15.6インチ 非光沢フルHD液晶 (1920×1080ドット表示) |
WEBカメラ | HD画質 WEBカメラ / IR専用カメラ(Windows Hello対応) |
無線LAN | インテル Wi-Fi 6E AX211NGW (IEEE802.11 ax/ac/a/b/g/n 2x2 Max2.4Gbps) |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー(約6.4時間) |
入出力ポート | 3.2Gen1 Type-A x2 3.2Gen2 Type-C x1(※Type-CはUSB data only) USB2.0 Type-A x1 HDMI2.1 x1,miniDP1.4a x1 マイク入力 ×1/マイク入力・ヘッドフォン出力 共用端子 x1 (3.5mm / CTIA) SDカードリーダー (SDXC/SDHC対応) |
本体サイズ | 約 360(幅) x 245(奥行) x20(高さ 最薄部)mm |
重量 | 約2.2g |
キーボード・マウス | シングルRGB対応 日本語配列102キー キーボード(かな印字) マウス無し |
価格 | 159,980円(税込) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
GALLERIA XL7C-R45は、16万円以下で購入できる価格が魅力なドスパラの最新ゲーミングノートパソコンです。
控えめな価格ながら最新のCPU・GPUであるCore i7-13700HやGeForce RTX 4050を搭載しているので、多くのゲームを遊べる性能を持っています。
そのため初めてノート型のゲーミングPCに触れる人に特におすすめなモデルとなっています。
GALLERIA XL7C-R45を含むドスパラのゲーミングノートは、外観もシンプルなのでビジネス用やサブPCとしても人気です。
GALLERIA XL7C-R45の実際の外観を写真でチェック
ということで実機レビューに入りたいと思います。
まずは実物の外見を写真でチェックしてみましょう。
GALLERIA XL7C-R45本体
こちらが今回お借りしたGALLERIA XL7C-R45の全体像です。
外観は非常にシンプルで、GALLERIAのロゴ以外は特に目立った装飾などはありません。
正面から。
正面は中央の部分に、上下に開閉しやすいように溝がありました。
右側面。
右側にはSDカードリーダーの他、3.2Gen1 Type-Aが2つあります。
そのためマウスとキーボードが接続できるのはもちろん、別途カードリーダーを購入する必要がないので、SDカードを利用しての写真や動画データの移動も簡単に行なえます。
こちらは左側。
左側にはUSB2.0 Type-Aが1つと、マイク端子、ヘッドホン端子があります。
USBは3.0ではなく2.0なので右側のUSBポートに比べると最大速度は落ちますが、速度を気にしないようなデバイス(例えばスマホの充電や卓上扇風機など)を繋ぐ場合であれば全く問題ありません。
また後方部分にはロックワイヤーの接続用スリットがあり、盗難対策もバッチリです。
後方部分。
後方部分には画面出力用の主要な端子が揃っています。
左から順に、miniDP1.4a、3.2Gen2 Type-C、HDMI2.1、LAN、電源ポートです。USB Type-Cはデータ転送のみに使えるものとなっています。
開いてみました。
15.6インチの画面は大型で、なかなか迫力があります。
解像度はフルHDですが、リフレッシュレートが144Hzなのも嬉しいポイント。
視野角も直角まではいきませんが、ほぼ真横からでも見えるほど広いです。
ベゼルも狭いので、スッキリしています。
また画面の中央部分にはHDのWEBカメラがありました。これなら仕事でカメラを使う人でも安心!
続いてキーボード部分。
キーボードは日本語配列102キーとなっています。テンキーもあるので、ログインパスワードなども簡単に入力できますね。
キーボード部左上。
左上には電源ボタンと、後述するモード切替スイッチがあります。
左下には搭載されているパーツやソフトウェアのステッカーが。
右上には特に何もなく、右下にはSteamのステッカーが張ってありました。
中央部分のタッチパッド。
タッチパッドは大型で、指ざわりもよく使いやすかったです。
キーボードのピッチや深さも個人的に丁度良かったんですが、テンキーや矢印キーがあることで右シフトキーなどが小さくなっているので、そのあたりは慣れるまで少し違和感があるかもしれません。
本体の裏面。
裏面には主に排熱用のスリットと、
四隅に大型のゴム足が設置してありました。
そして外見ではありませんが、このPCにはGALLERIA Game Centerというソフトがインストールされています。
このソフトにより、システムの構成・状態やパフォーマンス設定、各種ライティング設定などが一括で管理できるようになっています。
中でもパフォーマンスの項目では利用している状況に合わせて電源やファンの性能を変えることができるのですが、
モードを選んでチェックして切り替えるだけじゃなく、先程登場した電源スイッチ横のモード切替スイッチを押すことでGame Centerを起動しなくても手軽にモードを切り替えることができるようになっています。
ちなみにスイッチを押して切り替わったときはこんな感じで画面の左上に表示がでるのでわかりやすいですね。
またキーボードのバックライトも自由に変更可能。
プリセットから好きな色を選んだり、輝度などの各バーを調節して自由な色を選んだり、更にはグラデーションのように順に色が変わっていくパターンを選択することもできます。
実際に色を変えてみるとこんな感じ。左から順に、赤、青、緑です。
GALLERIA XL7C-R45の外観に関しては以上です。
GALLERIA XL7C-R45の付属品
今回借りたモデルへの付属品はACアダプタのみでした。通常は取扱説明書やマザーボード付属のユーティリティーディスクなどがついてくると思います。
ゲーミングノートということもあって電源部分は大きいので、外出先へ持ち込む場合はちょっとだけ注意が必要です。
GALLERIA XL7C-R45の付属品については以上となります。
GALLERIA XL7C-R45のストレージ情報&性能
次にGALLERIA XL7C-R45のストレージ情報を見ていきましょう。こちらが届いた状態のストレージ情報。
システムドライブである500GBのM.2 SSDにはOSなどがインストールされ、残りの容量は約436GBが使用可能となっていました。
Crystal Disk Info
ストレージの状態をチェックするCrystal Disk Infoでの結果はこんな感じ。
Crystal Disk Mark
続いてストレージの読み書き速度を測るCrystal Disk Markです。
こちらで測定した結果、読み込み速度は最大で3,620MB/s、書き込み速度は最大2,466MB/sという数値が出ました。十分な速さが出ていると思います。
ちなみにGALLERIA XL7C-R45の電源ONからデスクトップ画面になるまでの時間は15秒~20秒ほどでした。
GALLERIA XL7C-R45の各種ベンチマーク性能
続いてGALLERIA XL7C-R45の具体的な性能を表す各種ベンチマークテストの結果をまとめてみました。
PCMARK10
PC全体のスコアの目安となるPCMARK10では、7012というスコアになりました。
やっぱりRTX4050という最新のグラフィックボードを搭載しているおかげで、価格の割にスコアが高いですね!
CINEBENCH R20
CPU性能をチェックするCINEBENCHでは、シングルコア性能が702pts、マルチコア性能が6149ptsとなっていました。
こちらも最新CPUを搭載しているので、シングル・マルチ共に高めです!
3DMARK
ゲームに大きな影響を与える3D性能の目安となる3DMARK(Time Spy版)では、9059というスコアをマークしました。
9000超えのスコアであれば、最近の3Dゲームでも安定したプレイが期待できそうですね。
Final Fantasy XV ベンチマーク
続いて実際のゲームのベンチマークを測定してみましょう。
まずはファイナルファンタジー15 Windows Editionのベンチマーク。高品質&フルHD&ウィンドウモードで測定です。
結果は8343で『快適』という評価になりました!この価格帯でFF15が快適に遊べるのは結構びっくりです・・・。
Final Fantasy XIV 暁月のフィナーレ ベンチマーク
国産の大人気MMORPGであるFF14、その最新拡張パック「暁月のフィナーレ」のベンチマークです。こちらも最高画質&フルHD&ウィンドウモードで測定。
結果はスコアが18010、評価が『非常に快適』となりました。FF15より軽いので当然といえば当然ですが、最高評価なので全く問題なく遊べますね!
ドラゴンクエストX ベンチマーク
もう一つの国産人気MMOであるドラゴンクエストXのベンチマークソフトも最高画質&フルHD、ウィンドウモードで試しました。
結果はスコアが17403、評価が『すごく快適』となりました。こちらも超快適に遊べますね!
PSO2:ニュージェネシス ベンチマーク
最後は人気アクションRPGののPSO2NGSです。
新しく生まれ変わったPSO2はグラフィックがより美麗になり、PCに求める性能も以前より高くなっています。
そんなPSO2NGSのスコアは32801となりました。2万を超えると快適に遊べるので、これだけあれば余裕ですね!
GALLERIA XL7C-R45の具体的なベンチマーク性能については以上です。
GALLERIA XL7C-R45の静音性をチェック
GALLERIA XL7C-R45の静音性についてもチェックしてみました。
ただこちらは本格的な測定器で行ったわけではなく、スマホアプリの騒音測定器というもので判定しているので、あくまで目安として見てください。
なお測定はPCを起動した後のアイドル状態と、ゲームプレイを想定してのFF15ベンチマーク時で、それぞれ本体の真上&30cmほど離した位置で行っています。
アイドル時・・・本体の真上
PC起動後、デスクトップが表示されて1分ほど経過した状態で測定しました。
本体の真上(2-3cmほど離した状態)で測定したときの平均騒音は31.6dB。
ちょっと高めですが、こちら体感的にほぼ無音だったので、私の部屋の環境音だと思ってもらって大丈夫です。
アイドル時・・・本体から30cmほど離した場所
本体から30cmほど離した場合は31.3dB。真上とほぼ変わらないので、やっぱりこれは環境音で本体の騒音はもっと低いですね。
FF15ベンチ時・・・本体の真上
次に、実際のゲームプレイを想定して、FF15ベンチを動かしているときの騒音を測定してみました。
まず本体の真上の騒音ですが、こちらは44.8dBとかなり高め。アイドル時が無音だったこともあり、差が気になりました。
FF15ベンチ時・・・本体から30cmほど離した場所
本体から30cmほど離した場合のFF15ベンチ時の騒音は38.4dBと真上に比べればだいぶ低くなりました。
ただそれでも30dB後半はあるので、ノート型ということもありますが重いゲーム中の騒音は気になる人も多いかもしれません。
整理したものがこちら。
アイドル真上・・・31.6dB
アイドル30cm・・・31.3dB
FF15ベンチ真上・・・44.8dB
FF15ベンチ30cm・・・38.4dB
アイドル時は実際はもっと低くほぼ無音に近い状態でしたが、ゲーム中はアイドル時に比べてかなり高くなってしまう為、ゲーム中はイヤホンやヘッドホンを着用するのがおすすめです。
やっぱり最新のグラフィックボードを搭載している分、性能は上がりましたが比例して排熱処理=騒音も上がっているのかもしれませんね。
イヤホンやヘッドホンを購入する場合は、カナル型や密閉型の製品であればパッシブノイズキャンセリングにより外部の音が遮音されるので、よりゲームの世界だけに集中することが出来ますよ!
GALLERIA XL7C-R45実機レビューまとめ
ということで今回はGALLERIA XL7C-R45の実機レビューを記事にしてみました。
改めて内容をまとめると、
- GALLERIA XL7C-R45はドスパラの新型ゲーミングノート
- フラットな本体にロゴのみのシンプルデザイン
- 3つのUSBポート&SDカードリーダー搭載
- テンキーや大型タッチパッド付きで仕事も快適
- 画面は15.6インチの大型で144Hz対応
- ベゼルも狭くスッキリ
- フロントカメラ搭載でオンライン会議にも使える
- 専用ソフトウェアでライティングなどが自由自在
- モード切替スイッチでパフォーマンスを簡単に変更できる
- 最新パーツ搭載で各種ゲームも快適
- アイドル時はほぼ無音なものの、ゲーム中の騒音は気になる
こんな感じになりました。
GALLERIA XL7C-R45は16万円以下で購入できる価格が魅力の、ドスパラの新型ゲーミングノートパソコンです。
全体的にシンプルなデザインなのでシーンを選ばず、またテンキーを搭載していることでゲームだけじゃなく仕事でも活用することができます。
最新パーツを搭載しているため基本性能も高く、FF15などの重量級タイトルでも快適に遊ぶことが出来るゲーミング性能を発揮。
更に専用ソフトウェア「Game Center」でカスタマイズすることで、ファンの挙動やLEDライティングもゲーミングPCらしく自由に設定することができるようになっています。
欠点はゲーム中の騒音がちょっと高めなこと。これは高性能なグラフィックボードを搭載しているので仕方ない部分ではありますが、アイドル時に比べるとどうしても気になってしまうので、ゲーム中はイヤホンやヘッドホンの装着をおすすめします。
全体的には扱いやすくコストパフォーマンスも高い為、初めてゲーミングノートの購入を考えている人やサブPCを探している人に特におすすめな一台です!
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