各BTOパソコンメーカーが販売しているモデルの中から、最も高額で最も性能が高いものをそれぞれピックアップしてランキングにしてみました!
果たして変態・・・じゃなくて最強はどのモデルなのか・・・!?そしてその驚きの金額は!?
ゲーミングPCの購入に役立つかは謎ですが、面白そう!と思った人は是非最後まで読んでみてください!

最強のBTOパソコンを決めるにあたってのルール
今回ランキングに掲載するにあたって、こちらの記事で紹介している各メーカーのBTOパソコンの中から以下の条件でそれぞれ代表の1台を選定しました。
とにかく一番高性能なBTOモデル
Windows搭載
デスクトップ型
パーツや構成は上限なし
モニター等の高額なセット品は除く
ゲーミングPCという垣根を超え、3DCG作成やCAD、ワークステーションと言った業務用・クリエイター向けモデルも含めて調査しています。
そして各社からエントリーされたのが以下のモデルです。
ドスパラ・・・raytrek XXQ8
G-Tune・・・XP-X
マウスコンピューター・・・DAIV X10-QR8
フロンティア・・・FRGBZ490/CR
パソコン工房・・・SENSE-RCTX-LCRT3X-QKX
サイコム・・・G-Master Hydro TRX40 Extreme
ツクモ・・・QA9A-F200/WT
ストーム・・・PUNI-ROG
VSPEC・・・VSPEC-MULTIGPU/Core-X X299-GTX2080Ti x3
SEVEN・・・ZEFT R399R2
レノボ・・・Legion T750i
PCワンズ・・・Z-R9/X57/2080S/S1000
アプライド・・・SGR93950XA1Z250TMDsaku8
マウスコンピューターは別途G-Tuneでも選んでいますが、今回はゲーミングPCに限らずBTOパソコン全体として見ているので共に選定しました。

超高額最強BTOパソコンランキング
順位 | メーカー名 | モデル名 | 主要スペック | 価格(税込) | カスタム後(税込) |
第1位 | ツクモ | QA9J-I190/XT | Ryzen Threadripper 3990X 64GB Quadro RTX8000 |
1,814,780円 | 最大2,127,400円 |
第2位 | ドスパラ | raytrek XXQ8 | Core i9-10900X 32GB Quadro RTX8000 |
1,198,978円 | 最大1,447,446円 |
第3位 | マウスコンピューター | DAIV X10-QR8 | Core i9-10900X 64GB Quadro RTX8000 |
1,099,780円 | 最大1,395,900円 |
第4位 | パソコン工房 | SENSE-RCTX-LCRT3X-QKX | Ryzen Threadripper 3990X 128GB Quadro RTX5000 |
1,088,978円 | 最大1,316,568円 |
第5位 | SEVEN | ZEFT R399R2 | Ryzen Threadripper 3990X 128GB GeForce RTX2080 SUPER |
1,018,380円 | 最大1,352,494円 |
第6位 | VSPEC | VSPEC-MULTIGPU/Core-X X299-GTX2080Ti x3 | Core i9-10900X 16GB GeForce RTX2080 Ti*3 |
946,000円 | 最大5,825,680円 |
第7位 | G-Tune | XP-X | Core i9-10900X 32GB GeForce RTX2080 Ti |
659,780円 | 最大929,610円 |
第8位 | ストーム | PUNI-ROG | Ryzen 9 3900X / Core i9-10900 32GB / 16GB GeForce RTX2080 Ti |
628,800円 | 最大815,200円 |
第9位 | サイコム | G-Master Hydro TRX40 Extreme | Ryzen Threadripper 3970X 32GB GeForce RTX2070 SUPER |
572,870円 | 最大1,266,550円 |
第10位 | アプライド | SGR93950XA1Z250TMDsaku8 | Ryzen 9 3950X 64GB GeForce RTX2080 Ti |
547,800円 | 最大???円 |
第11位 | フロンティア | FRGBZ490/CR | Core i9-10900K 32GB Quadro RTX4000 |
318,780円 | 最大994,180円 |
第12位 | PCワンズ | Z-R9/X57/2080S/S1000 | Ryzen 9 3950X 32GB GeForce RTX2080 SUPER |
310,000円 | 最大310,000円 |
第13位 | レノボ | Legion T750i | Core i9-10900K 32GB GeForce RTX2080 SUPER |
234,573円 | 最大234,573円 |
第1位:QA9J-I190/XT(ツクモ)
OS | Windows 10 Pro 64bit版 (ディスク付属) |
CPU | AMD Ryzen Threadripper 3990X (64コア 128スレッド、定格2.9GHz Boost時最大4.3GHz) |
CPUクーラー | 【水冷 240mm】FractalDesign製 水冷一体型(240mmクラスラジエーター / 長寿命120mm高静圧ファン x2) |
GPU | NVIDIA Quadro RTX 8000 / 48GB (ELSA製 / DisplayPort x4 、USB Type-C ) |
マザーボード | AMD TRX40 チップセット ATXマザーボード (ASUS製 Prime TRX40-Pro) |
メモリ | 64GB (16GB x4枚) DDR4-2666/PC4-21300 SDRAM メジャーチップ採用 |
ストレージ | M.2 SSD 500GB (Samsung 970 EVO Plus / M.2 NVMe) HDD 2TB SATA6Gbps対応 (Western Digital製 WD Blue) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 【80PLUS PLATINUM認証】 Enermax製 EPF1200EWT (定格1200W) |
ケース | G-GEAR neo ミドルタワーケース (Cooler Master製 MC500P カスタマイズ) |
サイズ | 235(W)x512(D)x548(H)mm (本体のみ、突起物含まず) |
重量 | 約19kg |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 1,649,800円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:1,814,780円

超高額フラッグシップBTOランキング、栄えある第1位はツクモのクリエイター向けモデルQA9J-I190/XTとなっていました。
その価格はなんと税込み181万円超えです!!!単体でこんなに高級なパソコンがあって良いんでしょうか!?(苦笑)
このモデルはプロクリエイター向けのモンスターマシンで、最新の3DCG制作などをストレスなくこなす事ができる仕様になっています。
まずCPUにはAMDのプロフェッショナルモデルThreadripper(スレッドリッパー)シリーズから、3990Xを採用しています。
Ryzen Threadripper 3990Xは、現行のThreadripperシリーズで最高ランクのモデルです。

その価格はなんと、CPU単体で約50万円です。繰り返しますがCPU単体ですよ!?これだけでフラッグシップゲーミングPCが余裕で買えちゃいます。
価格も凄いですが、もっと凄いのはそのスペック。
どんどんマルチコア化が進んでいるCPUですが、一般的なゲーミングPCだと大体4コア8スレッド~8コア16スレッドなどが主流。
そんな中、このCPUは64コア128スレッドです。書き間違いではありません!(笑)
そのため、CPUの性能をチェックするCinebenchでは総合スコアが3万超えともはやよくわからない数字が出るほどに・・・。
なので普通にゲームをしたり動画編集をしたりするくらいでは、明らかに性能を持て余すレベルとなっています。これで普通の作業をするのは贅沢すぎます!
ですがこのCPU、実はスペックから考えると50万円でも物凄くコスパが高いといわれていて、CPU単体で高性能ゲーミングPCが買える価格でありながら非常に高い人気を誇っているモデルでもあるんです。
さてさて、CPUで既にお腹いっぱい感がありますが(笑)、グラフィックボードももちろん凄いものが積んであります!
このPCのGPUにはNVIDIAのプロフェッショナル向けモデル、Quadro RTX8000をチョイス。
先程のCPUのインパクトが強すぎましたが、こちらのGPUはなんとグラフィックボード単体で80万前後です。

CPU同様プロ用のパーツなので、ゲームではなくあくまでクリエイティブな作業に使うものではありますが・・・凄いですよね。
もちろん価格だけじゃなく性能も半端じゃありません!
一般向けのGPUとして現行最強モデルとも言えるGeForce RTX2080Tiと比較してみると、RTX2080Tiは搭載されているメモリが11GBなのに対し、RTX8000は48GBと4倍以上。。。
FP32(GPUの理論上の性能をわかりやすく数値化したもの)では、RTX2080Tiが13.45 TFLOPSなのに対し、RTX8000では16.3 TFLOPSと、こちらも大きく差をつけています。
そのためこのGPUを使ったグラフィックス処理で困ることはありません!そしてまたもや普段遣いでは確実に性能を持て余します!!(笑)
メモリはDDR4-2666/PC4-21300 SDRAMの64GBを搭載。
前述したCPUやグラフィックボードに比べると印象は弱いものの、こちらも非常に大容量となっています。
一般的なゲーミングPCでは16GB、ハイエンドマシンになってくると32GBといった感じなので、メモリ不足による心配はないですね。
CPUのマルチコア性能が非常に高いので、大容量メモリと合わせてたくさんのタスクを同時進行で処理できそうです。
ストレージはM.2 SSDの500GBとHDD 2TBの2基構成。
容量的にはそこまで多くはありませんが、システム用に超高速なM.2 SSD、そしてデータ保存用にHDDが用意されているので、安心してインストールや保存が出来ますね。
そして電源もかなり高性能です。
このPCに搭載される電源は80PLUS PLATINUM認証のEnermax製1200Wモデル。
強力なCPU&GPUを安定して動作させるための1200Wという大容量も凄いですが、電源の品質ランクを表す80PLUSという規格では最上位グレードとなるPLATINUM認証となっています。
そのため電力効率がよく長寿命で、長く安心して使用することができます。
ちなみに価格は電源としては最高クラスの約40,000円です!
さて、あらゆるパーツが超高級品となっているこのモデルを最大までカスタマイズすると・・・
- メモリアップグレード・・・32GB ⇒ 256GB(DDR4-3200 32GB*8枚) +200,000円
- M.2 SSDアップグレード・・・500GB ⇒ 2TB(WD BLUE) +11,000円
- SSD増設・・・⇒ 2TB(WD BLUE) +30,000円
- HDDアップグレード・・・2TB ⇒ 8TB +12,200円
- HDD増設・・・⇒ 8TB(Seagate) +20,000円
- Blue-Rayドライブ増設・・・⇒HLDS製BH16NS58 +11,000円
アップグレード費用合計:312,620円(税込)
最大カスタム後:2,127,400円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
なんと212万円になりました(笑)

ベースが高かったこともありますが、200万円を超えたので小型の乗用車が買える価格に。
正直ここまで高いとどのような人が購入するのか、そもそも売れるのかが非常に疑問ですが、とりあえず物凄いモンスターマシンということはわかったと思います。
こちらはプロクリエイター向けのものですが、ツクモでは一般向けのゲーミングPCが10万円以下のものまでいろいろ揃っているので、安いモデルを探している人もおすすめのメーカーですよ!
第2位:raytrek XXQ8(ドスパラ)
OS | Windows 10 Pro 64ビット(ディスク付属) |
CPU | インテル Core i9-10900X (3.70GHz-4.50GHz/10コア/20スレッド) |
CPUクーラー | 静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ |
GPU | NVIDIA Quadro RTX 8000 48GB (DisplayPort x4,VirtualLink[USB Type-C] x1) |
マザーボード | インテル X299 チップセット ATXマザーボード |
メモリ | 32GB DDR4 SDRAM(PC4-23400/8GBx4/4チャネル) |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (DVD±R DL 対応) |
電源 | 750W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
ケース | LD ブラック(ATX) |
サイズ | 207(幅)×509(奥行き)×440(高さ) mm |
重量 | 約13kg |
マウス・キーボード | 日本語キーボード 光学式ホイールマウス ブラック(3ボタン、有線) |
価格 | 1,089,980円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:1,198,978円

BTOパソコン初心者に特におすすめなドスパラからは、第2位にraytrek XXQ8がランクインしました!
raytrekシリーズはドスパラのクリエイター向けモデルです。その中でもXXQ8は最も高額&ハイスペックなマシン。
約120万円となるこのPCはドスパラで販売しているハイエンドゲーミングPCよりも更に高性能なモデルとなっていて、コンテンツの作成業務だけでなくもちろんゲーム用途としても利用できます。
10コア/20スレッド
CPUはIntelの最新フラッグシップCPU、Core i9-10900Xを採用。
10900Xはプロ向けのCore XシリーズではなくCore i9シリーズにあたるので家庭用向けのモデルではあるものの、それでも最上位クラスの性能を持つCPUです。
1位のモデルに搭載されていたRyzen Threadripperには遠く及びませんが、10コア/20スレッドなので多くの作業で高いパフォーマンスを発揮。
ゲームはもちろん、クリエイター向けの作業も安心してこなすことが出来ます。
しかもraytrek XXQ8は標準で「静音パックまんぞくコース」が適用されているので、CPUクーラーがより高性能で静かなモデルにかわっているのもポイントです。
そしてグラフィックボードは1位と同じくGeForceのクリエイター向けフラッグシップモデル、Quadro RTX8000です。
既にお伝えしたように、RTX8000はグラフィックボード単体で80万前後する超高級モデル。
そのためゲームやクリエイティブな作業において、スペックが不足すると言ったことはまず考えなくて大丈夫でしょう。

というかraytrek XXQ8の価格が税別で110万円ほどなので、このカードでほとんどの割合を占めているのがわかります(笑)
メモリはPC4-21300の32GBとなっています。
容量的には十分なんですが、価格的には64GBを搭載していても良かったかなという印象。
もしかすると実用性をとって、その分のコストをGPUに回したのかもしれません。
ストレージは1TBのM.2 SSDとなっています。
こちらもM.2 SSDなので性能的には素晴らしいんですが、ストレージが1基だけなので価格の割にインパクトに欠けますね。
ただ1TBなのでそれなりにたくさんのアプリやデータを保存でき、OSの立ち上がりも高速です!
電源は750Wの80PLUS GOLD認証の静音モデル。ただしブランドは不明です。
静音モデルなのは魅力ですが、価格の割に容量とランクが低い感じがします。というかスペック的に750Wっていうのはちょっと不安かも!?
一応テストや検証はして問題ないことを確認してるとは思いますが・・・。
この他、DVDスーパーマルチドライブドライブやマウス・キーボードが標準装備。
購入してすぐに使えるのは初めてゲーミングPCを購入する人でも安心ですね。
そしてこのモデルを最大までカスタマイズすると、
- CPUアップグレード・・・10900X ⇒ 10980XE +55,300円
- メモリアップグレード・・・32GB ⇒ 128GB(PC4-21300 16GBx8) +88,700円
- M.2 SSDアップグレード・・・1TB(ブランド不明) ⇒ 1TB(Samsung 860 EVO) +3,700円
- HDD増設1・・・8TB +22,300円
- HDD増設2・・・8TB +22,300円
- HDD増設3・・・8TB +22,300円
- 光学ドライブアップグレード・・・DVD ⇒ Blu-ray(Pioneer BDR-212XJBK)+11,280円
アップグレード費用合計:248,468円(税込)
最大カスタム後:1,447,446円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
合計で約144万円となりました!

1位に引き続き超高額なモデルではありますが、うーん、全体的に見てちょっと割高感がありますね。
CPUとグラフィックボードが最高クラスになっているので、他の部分のスペックも上げたほうがより魅力的なマシンに仕上がった印象があります。
特に電源が弱い感じがしますし、アップグレードでも電源を変更することは出来ませんでした。
なのでもしこの価格帯のPCを購入予定であれば、このモデルはやめておいたほうが良いかもしれません。コスパを気にしない人であれば良いんですが・・・。
ちなみにドスパラ自体は他にも魅力的なモデルが揃っているので、おすすめしたいメーカーとなっています♪
第3位:DAIV X10-QR8(マウスコンピューター)
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル(R) Core(TM) i9-10900X プロセッサー ( 10コア / 20スレッド / 3.70GHz / TB時最大4.70GHz / 19.25MB ) |
CPUクーラー | 【高い冷却性能】水冷CPUクーラー(Liquid Solution) |
GPU | NVIDIA Quadro RTX 8000 / 48GB ( DisplayPort×4 / USB Type-C×1 ) |
マザーボード | インテル(R) X299 チップセット ( ATX / SATA 6Gbps 対応ポート×8 / M.2スロット×2 ) |
メモリ | 64GB メモリ [ 16GB×4 ( PC4-21300 / DDR4-2666 ) / クアッドチャネル ] |
ストレージ | TB NVMe SSD ( SAMSUNG PM981a / M.2 PCIe Gen3 x4 接続 ) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 1200W 電源 ( 80PLUS GOLD ) |
ケース | DAIV-D シリーズ [ キャスター装着 ] ( フロントUSB3.0×2 / リアファン標準付属 ) |
サイズ | 190×490×490 |
重量 | 約11.3kg |
マウス・キーボード | なし |
価格 | 999,800円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:1,099,780円
第3位はマウスコンピューターのDAIV X10-QR8です。
税別の価格は99万円とぎりぎり桁が一つ下がりましたが、消費税を入れると余裕で超えますね(笑)

まずCPUは2位のドスパラと同様、非常に高性能なCore i9-10900Xを採用。
インテルのフラッグシップCPUということで、CPU単体で7万円前後もする高級モデルなCore i9-10900X。
AMDの最新フラッグシップモデルには劣るものの、このモデルは10コア20スレッドとインテルCPUの中でもコア数・スレッド数が多く、優秀なマルチコア性能を持ちます。
更にIntel製の特徴である1コアあたりの性能が高いこともあって、ゲームなどのCPUに負荷のかかる作業を行う場合に非常に高速に処理することが可能となっています。
そして気になるGPUですが、このモデルでも引き続きQuadro RTX8000が採用されています。

約80万円もするこのモンスターカード、どうやら100万円前後のクリエイター向けPCには定番のモデルとなっているようです。
ただ価格的には非常に高額なRTX8000ですが、実は単純なゲーム用途だと一般向け最上位となるTITAN RTXに負けてしまう(と言ってもほぼ同等ですが)こともあるので、ゲーム用途で考えた場合の最強GPUは現状TITAN RTXになると思います。
Quadroはゲーマー向けではなくあくまでコンテンツ作成を行うクリエイター向けなので、最新の3DCGを活用して高品質な作品を作りたい人に向けたグラフィックボードと言えるでしょう。
メモリはPC4-21300の合計64GB。
非常に大容量で全く問題ありませんね。
ストレージは1基のみですが、M.2 SSD 1TBと大きな容量で、たくさんのソフトをインストールすることができます。
しかもSAMSUNGのPM981aという高級モデル。
ただかなり高額なモデルなので、データ用のHDDやSSDなどを付けてくれても良かったなぁと個人的には感じています。
そして高性能なCPUとGPUを搭載しているわけなので、こちらのモデルも当然大容量の電源ユニットが搭載されています。
このモデルに搭載されるのは1200Wの80PLUS GOLD認証電源。
PLATINUM認証じゃないのがやや残念ですが、それでも大容量なので容量不足の心配はありません。
最大が1200Wなので通常使用時の単純な消費電力というわけではありませんが、一般家庭で1200Wってドライヤーレベルですからね・・・(笑)
この他キャスター付きのオリジナルケースが採用され、デフォルト構成での税込価格は1,099,780円となっています。
ここから更に最大までカスタマイズをしたのが以下。
- CPUアップグレード・・・10900X ⇒ 10920X +24,800円
- メモリアップグレード・・・64GB ⇒ 128GB +53,600円
- M.2 SSDアップグレード・・・1TB ⇒ 2TB +34,700円
- SSD増設・・・2TB (Crucial MX500) +46,000円
- HDD増設・・・8TB(Seagate IronWolf) +32,800円
- HDD増設2・・・8TB(Seagate IronWolf) +32,800円
- リムーバブルケース付きHDD増設・・・8TB +22,800円
- 外付けHDD増設・・・4TB(BUFFALO HD-NRLD2.0U3-BA) +11,900円
- Blu-rayドライブ増設・・・ +9,800円
アップグレード費用合計:296,120円(税込)
最大カスタム後:1,395,900円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
DAIV X10-QR8はアップグレードできる項目が比較的多く、アップグレード費用の合計は約30万円、トータルで1,395,900円まで上がりました!
特にリムーバブルケース付きのHDDや外付けHDDまで増設できるのは面白いですね。
それとDAIV X10-QR8は本体デザインが良いと思います!いかにもクリエイター向けという感じがするおしゃれな見た目です。
ケースのデザイン重視でPCを選んでいる人も、選択肢に入るかも!?

第4位:SENSE-RCTX-LCRT3X-QKX(パソコン工房)
OS | Windows 10 Home 64ビット(DSP) |
CPU | AMD(R) Ryzen Threadripper 3990X プロセッサー (2.9-4.3GHz/64コア/128スレッド/256MBキャッシュ/TDP 280W) |
GPU | NVIDIA(R) Quadro RTX 5000 16GB GDDR6 [DisplayPort×4] |
マザーボード | AMD TRX40 チップセット |
メモリ | DDR4-3200 32GB×4(クアッドチャンネル/計128GB) |
ストレージ | 1TB SSD / NVMe M.2 [PCI Exp.4.0×4] |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ [LG GH24NSxx] |
電源 | 850W 80PLUS GOLD認証 ATX電源 |
ケース | ミドルタワーATXケース CoolerMaster MasterCase MC500 |
サイズ | 約幅235mm×奥行512mm×高さ548mm ※最大突起物除く |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 光学式マウス 日本語キーボード ブラック |
価格 | 989,980円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:1,088,978円
第4位はパソコン工房のSENSE-RCTX-LCRT3X-QKXとなりました。
金額は約110万円と、3位のマウスコンピューターと僅差の結果に。

まずですが、こちらは1位のモデルと同じであるRyzen Threadripper 3990Xが再び登場。
Threadripper 3990Xは64コア128スレッドというわけがわからないスペックも凄いですが、価格が単品で約50万円というモンスターCPUです。
スペック・価格に見合った驚異的な性能で、あらゆる処理を瞬時にこなすことが出来ます。
ちなみに消費電力の目安を表すTDPは280Wと、一般的なハイエンドCPUの約3~4倍はあります(笑)
100万円前後のPCに搭載されるCPUとしては、おそらく最高額のものになるのではないでしょうか?
続いてはGPU。こちらはこれまでのものよりややランクがダウンしたQuadro RTX5000という機種が使われています。
RTX5000はレイトレーシングに対応したQuadroシリーズのグラフィックボードで、16GBものビデオメモリが搭載されたプロ仕様です。
これまで登場していたRTX8000に比べるとランクが下のモデルですが、それでもグラフィックボード単体で30万円前後はする高級品です。
なのでこちらもクリエイター向けとして用意されたもので、一般的な使い方ではその性能を持て余すことになりそうですね。
そしてこのPCは標準で搭載されるメモリも超大容量です。
このモデルに搭載されるメモリはDDR4-3200の32GBが4枚の、合計128GBとなっています!
これまで紹介してきたPCもカスタマイズで128GB以上にすることは出来ましたが、標準で搭載されている容量としては今の所一番多いですね。

128GBってどういう使い方したら消費するのかわかりませんが(汗)、多ければそれだけ余裕があるということなので良しとしましょう!?
続いてストレージは1TB M.2 SSDとなっています。
PCI Expが4.0に対応しているので、5,000MB/sを超える非常に高速な読み込みスピードを発揮します!
これならPCの起動もゲームのロードもストレスを感じることはほぼ無いでしょう。
電源は850Wの80PLUS GOLD認証モデルが採用されています。
グラフィックボードのランクが落ちたので、850Wあれば大丈夫そうですね。80PLUS認証も2番めに良いGOLDなので、電力効率も◎。
ただ税込み100万円超えのモデルなのでPLATINUMでも良かったとは思いますが・・・(笑)
この他、スタイリッシュな外観を持つCoolerMaster製のケースやDVDスーパーマルチドライブ、キーボード・マウスがセットになった基本構成で税込1,088,978円となっています。
で、ここから更に最大までカスタマイズをするとどうなるのかというと、
- OSアップグレード・・・Win10Home ⇒ Win10Pro +6,000円
- メモリアップグレード・・・128GB ⇒ 256GB(DDR4-2666 32GB×8) +101,980円
- M.2 SSD追加・・・2TB ⇒ +46,980円
- HDD追加1・・・4TB(WD RED) ⇒ +19,480円
- HDD追加2・・・4TB(WD RED) ⇒ +19,480円
- 光学ドライブアップグレード・・・DVD ⇒ Blu-ray(Pioneer) +12,980円
アップグレード費用合計:227,590円
最大カスタム後:1,316,568円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
最大で131万超えとなりました。いやー高い!!
ちなみにこのモデル、標準でインストールされているOSがWindows10のHome版となっています。
Home版では認識できるメモリが最大128GBとなっていて、カスタムでそれ以上にするためにはPro版を選択する必要がありました。
なので今回はカスタム要素にOSも含めて計算しています。まぁ6,000円の差なのでそこまで大きな差は無いんですけどね。
このモデルはクリエイター向けとして非常に高額ですが、パソコン工房は5~6万円程度から購入できる安価なBTOパソコンも販売しているので、安いモデルを探している人でも安心して利用できますよ。
第5位:ZEFT R399R2(SEVEN)
OS | Windows 10 Pro 64ビット 正規版 |
CPU | Ryzen Threadripper 3990X(2.9GHz/64コア/128スレッド/ブーストクロック4.3GHz) |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー CoolerMaster MasterLiquid ML360P |
GPU | Geforce RTX2080 SUPER 8GB |
マザーボード | ASRock TRX40 Taichi |
メモリ | Crucial DDR4-3200 128GB (16GBx8枚) |
ストレージ | M.2 SSD 1TB(CFD PG3VNF NVMe CSSD-M2B1TPG3VNF) HDD 4TB(4000GB) SATA3 6Gbps |
光学ドライブ | 外付けUSB DVDマルチ ブラック |
電源 | CoolerMaster V1200 Platinum 1200W |
ケース | Fractal Design Define R6 Black |
サイズ | 高さ:465mm 幅:233mm 奥行き:543mm |
重量 | 約12.4 kg |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 925,800円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:1,018,380円
第5位はSEVENのZEFT R399R2です!
このモデルはカスタマイズ性の高さで人気のBTOパソコンショップ、SEVENのフラッグシップモデルです。

CPUは引き続き超高級モデルであるRyzen Threadripper 3990X。
圧倒的な処理速度で、映像制作やゲーム、エンコードなど、様々な用途で非常に高いパフォーマンスを発揮します。
基本的にはプロ用であるものの、一般向けPCとして使った場合は動作が速すぎて感動するかもしれませんね・・・。
そしてこの爆速CPUを強力に冷却するべく、このモデルではCPUクーラーがCoolerMaster MasterLiquid ML360Pという水冷クーラーに置き換わっています。
虹色に輝くLEDが印象的なこちらのクーラー、水冷式なので純正のクーラーよりも高い冷却性があります。
そのため、64コア128スレッドという驚異的な数字から発生する大きな熱も、効率的に冷やすことが出来ますよ!
しかも一般的な空冷クーラーよりも静音性が高く、見た目もおしゃれなので外観を楽しむこともできるようになっています。
続いてGPUですが、こちらはこの価格帯のモデルとしては珍しいGeForceの最新フラッグシップモデルRTX2080 SUPERとなっていました。

ただプロ向けから一般向けなモデルに変わったとはいえ、非常に高い性能を持っていることに間違いはありません。
というか普通にゲームをしたりする用途であればQuadroシリーズよりもこちらのほうが向いているので、より高いフレームレートを発揮できますよ!
ちなみに一般向けフラッグシップグラボの一つなので、グラフィックボード単体でも8万~10万円はします。十分高級品です!
そしてこのモデルはメモリ容量もデフォルトでDDR4-3200 128GB (16GBx8枚)と、非常に大容量なものが搭載されています。
しかもブランドは安心のCrucial製。

単に要領が多いだけじゃなくしっかりとした実績のあるブランド品を使っているのはポイントが高いですね!
ストレージも2基用意されていて、1つはCFD製のM.2 SSDが大容量の1TB、2つ目はデータ用HDDでこちらも大容量の4TBと、これまでのモデルで最も充実したストレージ構成となっています。
やっぱりストレージは2つ以上搭載されていたほうが安心(システムとデータをわけられる為)ですし、パフォーマンスにも大きく影響しますからね。
電源はCoolerMaster製のPlatinum認証1200Wモデルが採用されています。
CoolerMasterという人気ブランド、1200Wの大容量、そしてPlatinum認証と、まさに理想的な電源がチョイスされています!
やっぱりこの価格帯だとこういった品質の高い電源が搭載されているのが良いですね。
この他、外付けではありますがDVDスーパーマルチドライブが付いていたり、Fractal Design製の人気静音ケースDefine R6 Blackが使われていたりと、価格に見合ったかなり充実したPCに仕上がっています。
そんなZEFT R399R2を最大までカスタマイズすると・・・
- CPUクーラーアップグレード CoolerMaster MasterLiquid ML360P ⇒ ASUS ROG STRIX LC 360 RGB +7,740円
- メモリアップグレード・・・128GB(Crucial DDR4-3200) ⇒ 256GB(Samsung DDR4-2666) +108,500円
- M.2 SSDアップグレード・・・1TB ⇒ 2TB +39,800円
- HDDアップグレード・・・4TB ⇒ 10TB (東芝製) +24,800円
- 外付けドライブアップグレード・・・DVD ⇒ Blu-ray +12,800円
- GPUアップグレード・・・RTX2080 SUPER ⇒ RTX2080Ti +56,300円
- マザーボードアップグレード・・・ASRock TRX40 Taichi ⇒ ASUS ROG ZENITH II EXTREME ALPHA +32,100円
- 電源アップグレード・・・Cooler Master V1200 Platinum ⇒ Corsair HX1200i 1200W +21,700円
アップグレード費用合計:334,114円
最大カスタム後:1,352,494円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
SEVENはカスタマイズ性の高いBTOメーカーのひとつなので、項目も多いですが一つ一つのパーツの選べるバリエーションが多く、かなり自分好みに選べるようになっていました。
今回は直接のスペックに影響しない為省きましたが、ケースやサウンドカードなども選べるようになっています。
ただCPUは変更できなかった(既に最高スペックのものが搭載されていた為)のと、GPUが他のメーカーのようにQuadroなどの超高額クリエイター向けモデルが選べなかったので、思ったよりは金額は上がらなかったなという印象です。(それでも高いですが・・・)
ということで金額的な順位では第5位でしたがかなりコスパに優れたバランスの良いマシンに仕上がっているので、この価格帯でBTOパソコンを探しているのであれば個人的にイチオシなPCですね!
第6位:VSPEC-MULTIGPU/Core-X X299-GTX2080Ti x3(VSPEC)
OS | 無し |
CPU | intel Core i9 10900X 3.70(4.70G) 10C/20T 165W 48LANE |
CPUクーラー | Thermalright SilverArrow 130 130mm 240W |
GPU | NVIDIA GeForce RTX2080Ti 11GB ×3枚 |
マザーボード | ASUS WS X299 SAGE |
メモリ | (計16GB) Samsung DDR4 2666 8GB SAM Original ×2本 |
ストレージ | WesternDigital WDS500G2B0C Blue SN550 500GB |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 1600W Corsair CP-9020087-JP AX1600i 1600W 80PLUS Titanium |
ケース | FractalDesign Define 7 TG Light Gray Tint EATX |
サイズ | 547 x 240 x 475 mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 860,000円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:946,000円
第6位はVSPECからエントリー。VSPEC-MULTIGPU/Core-X X299-GTX2080Ti x3です!
このモデルの特徴としては名前からわかるようにグラボが3基搭載されていることですね。

順位としては6位ですが、今回紹介するモデルでは唯一のマルチGPUとなっているので、ゲーミングなどの用途ではおそらくナンバーワンのパワーを発揮するのではないでしょうか!
まずCPUですが、こちらはIntelの上級モデルCore i9-10900Xを採用。
CPU単体で7万円前後となるこちらのCPU。
最新の第10世代ということもあり性能は非常に高く、1つ1つのコアが通常3.7GHz/最大4.7GHzで動作する強力な処理能力を持っています。
第10世代になったことでこれまでよりもマルチコア製のもう大幅に向上しているので、様々な用途で活躍してくれますね。
そんなCPUを冷却するのはThermalright製のCPUクーラーSilverArrow 130です。
大型のヒートシンクに挟まれた赤いファンが印象的なこちらのCPUクーラー。
通常の標準CPUクーラーよりも冷却性能&静音性能が大幅に高く、CPUの安定した動作をサポートしてくれます。
そして注目のグラボです。
このモデルに搭載されているグラフィックボードは、GeForce RTX2080Ti が3枚となっています!
グラフィックボードが2枚搭載されているSLI構成は見たことがある人もいると思いますが、3枚というのはなかなか珍しいのではないでしょうか!?
しかも一般向けGPUとしては最高級なRTX2080Tiが3枚なので、グラフィックボードだけで合計45万~60万円はする計算です。

性能自体もゲームに限った話で言えばより高額なQuadro RTXシリーズよりも2080Tiのほうが上なので、非常に快適なゲームプレイが実現できますよ!
対してメモリはこの価格帯としては少ない16GB(DDR4 2666 8GB×2枚)となっていました。
100万円近いモデルなので、この価格帯であれば最低でも32GBは積んでいて欲しかったなぁと言うのが正直なところ。
ただブランドはSamsungなので、品質には問題なさそうです。
ストレージはWesternDigital製のM.2 SSD 500GB。
メモリに続きブランド自体はしっかりしているものの、容量が少なめですね。しかも1基のみ。
グラボが3枚搭載されているこのモデルだとガッツリゲームを楽しむという人が多いと思うので、せめて1TBか増設の大容量SSDもしくはHDDを用意したいところです。
そしてこれらを動作させる電源はCorsair製の80PLUS Titanium認証1600W電源となっています。
さすがRTX2080Tiを3枚搭載するだけあって、電源も1600Wという意味不明な容量(褒めてます)のものが使われています(汗)しかもPLATINUM認証!
Corsairの電源は品質の高さから人気なので、PLATINUM認証というのも相まって良いですね。
電源ケーブルがジョイント式となっていて、不要なケーブルは外してスッキリできるのもメリット。
ちなみにこのモデルを最大までカスタマイズすると以下のようになります。
- OSインストール・・・Windows10 64bit Pro ⇒ +20,220円
- CPUアップグレード・・・i9-10900X ⇒ i9-9960X(第9世代) +143,500円
- CPUクーラーアップグレード・・・Thermalright SilverArrow 130 ⇒ Fractal Design Celsius S36(水冷クーラー) +19,300円
- マザーボードアップグレード・・・ASUS WS X299 SAGE ⇒ ASUS WS X299 SAGE/10G CEB +23,370円
- メモリアップグレード・・・16GB ⇒ 128GB +31,840円
- グラボアップグレード・・・RTX2080Ti*3 ⇒ Quadro GV100*3 +3,879,420円
- 光学ドライブ増設・・・Pioneer Blu-ray +39,840円
- M.2 SSDアップグレード・・・GIGABYTE AUROS 2TB +73,560円
- HDD増設・・・Seagate 16TB *3 +293,880円
- SSD増設・・・Samsung 860EVO 4TB*3 +354,750円
アップグレード費用合計:4,879,680円
最大カスタム後:5,825,680円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。

なんとこのモデル、最高額までカスタムしたところ500万円を余裕に超え、600万円に迫る金額まで跳ね上がりました・・・!!
VSPECはもともとカスタマイズの幅が広くそれが強みなメーカーでもあるのですが、いやーまさかここまでカスタムできるとは驚きです・・・。
特にグラボ。カスタムで選択したQuadro GV100は最新のQuadro RTXシリーズではなくやや古いモデルなんですが、パーツ単体で120万円以上もする、最高級グラフィックボードのひとつだからです。
しかもそれを最大3つまでチョイスできました・・・(汗)まぁベース構成でRTX2080Tiが3つ搭載されているので、当たり前といえば当たり前なんですが・・・。
ちなみに電源は謎に最大10個まで増やせたんですが、価格は上がるもののほぼ意味がないのでやめました(笑)
メモリも128GBまで増やせましたし、ストレージもバリエーションが多く、SSDで1基最大4TB、HDDで1基最大16TBと、他のメーカーのカスタマイズの幅を大幅に超えています。
カスタマイズの幅や注文できる最高額だけをみるとVSPECがダントツで1位ですね~!
ちなみに今回アップグレード内容にOSも加えていますが、VSPECは基本デフォルトではOSが付属しないため、特別に加えることにしました。
またCPUは第9世代のCore i9-9960Xにするのが+143,500円と一番高額だったので選択しましたが、性能的には第10世代であるCore i9-10980XE(+91,440円)のほうが上です。
今回は”アップグレードでどこまで金額があがるか”という点を重視しているので高い金額のものにしましたが、通常カスタムで選ぶ場合はCore i9-9960Xを選ぶメリットはほぼありません。
同様にGPUも前世代のQuadro GV100が最高額の+1,293,140円だったので選択しましたが、通常のカスタムではQuadro RTXシリーズのほうが良いでしょう。
第7位:XP-X(G-Tune)
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル(R) Core(TM) i9-10900X プロセッサー ( 10コア / 20スレッド / 3.70GHz / TB時最大4.70GHz / 19.25MB ) |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー (360mm長大型ラジエーター&磁気浮上ベアリング採用 3連LEDファン) + 背面LEDケースFAN |
GPU | 【2基 NVLink】【水冷】NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti / 11GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 / USB Type-C×1 ) ※DP⇒DVI-D変換ケーブル 付属 |
マザーボード | インテル(R) X299 チップセット ( ATX / SATA 6Gbps 対応ポート×8 / M.2スロット×2 ) |
メモリ | 32GB メモリ [ 8GB×4 ( PC4-25600 / DDR4-3200 ) / クアッドチャネル ] |
ストレージ | 512GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 ) [ M.2 シールド ( 放熱板 ) 付 ] 4TB HDD |
光学ドライブ | スロットイン DVDスーパーマルチドライブ |
電源 | 1200W 電源 ( 80PLUS(R) GOLD ) |
ケース | 【G-Tune】フルタワーケース ガラスサイドパネル 「G-Tuneノーマルエディション」 ライトスモーク強化ガラス仕様 |
サイズ | 215×490×501 |
重量 | 約 19.8kg |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 599,800円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:659,780円

第7位はG-TuneのXP-Xです!7位でやっと60万円台まで下がりました。
G-Tuneはマウスコンピューターのゲーミングブランドなので、実質マウスコンピューターの2つ目の機種となります。
そしてこのモデルはゲーミングPCということもあり、ゲーマーにとってかなり魅力的な内容に仕上がっています。
搭載されているCPUはIntelのフラッグシップモデルCore i9-10900X。
再び登場のこちらのCPU。Ryzen Threadripper 3990Xと並んで高額モデルの定番となっているようです。
プロフェッショナル向けですがやはりその高い処理能力はゲーミングPCとしても魅力で、G-Tuneでも採用されているわけですね。
最近はGPUだけじゃなくCPU負荷がかなり高いゲームがありますが、このモデルであればCPUがボトルネックになることは無いでしょう。
次にGPUにはGeForceのフラッグシップモデル、RTX2080Tiを2基、NVLink SLIとして搭載。
2つのGPUでより強力な処理能力を発揮し、4Kなどの超高解像度ゲームも高いフレームレートで遊ぶことが出来ます!
前述したVSPECのモデルではRTX2080Tiが3基でしたのでそれに比べるとインパクトは落ちますが、それでも1基15万~17万をする高級グラボでSLIを組んでいるのは恐ろしい・・・

そしてこのモデルの最大の注目ポイントが水冷仕様のCPU&GPUクーラーです。
このモデルに搭載されるクーラーは空冷ではなく水冷タイプとなっています。しかもCPUとGPUをまとめて冷却するデュアルタイプです。
これにより空冷タイプのクーラーよりも静かでかつ効率的に冷却することが出来るようになっています。
マウスコンピューターのクリエイター向けモデルでもCPUは水冷でしたが、GPUは空冷となっていました。
こちらはゲーマー向け製品ということでGPUでSLIを組んでいるので、2つのGPUを強力に冷却できるように水冷仕様となっているんですね。
CPUとGPUの冷却が足りないとゲーム中のパフォーマンスが大きく低下してしまう可能性があるので、特にゲーミングPCではこのクーラーは重要です!
メモリはDDR4-3200が合計32GB搭載されていています。
ゲーミングPCとして考えた場合はメモリ不足に困ることは無いので大丈夫ですね。
そしてストレージもシステム用に512GBのM.2 SSDと、データ用に4TBのHDDが用意されています。
超高速なM.2 SSDと大容量のデータ保存用HDDの組み合わせとなっているので、こちらも問題ないですね!
ただゲーミングPCとして販売されているので、人によってはゲームのインストールで容量がいっぱいになってしまうこともあるかもしれません。
そうなりそうな場合はカスタムで1TB以上にアップグレードしておくと良いでしょう。
電源は80PLUS GOLD認証の1200Wモデルが採用されています。
GOLD認証なのがやや残念ではありますが、容量的には全く問題ありませんね。
この他、目立たないスロットイン方式のDVDスーパーマルチドライブやスタイリッシュでかっこいいオリジナルケースが付いて満足度の高い一台に仕上がっています。
このG-Tuneのモデルを最大までカスタマイズすると、
- CPUアップグレード・・・i9-10900X ⇒ i9-10980XE +72,400円
- メモリアップグレード・・・32GB ⇒ 128GB +89,600円
- M.2 SSDアップグレード・・・512GB ⇒1TB (SAMSUNG PM981a) +18,700円
- SSD増設・・・2TB(Crucial MX500) +46,000円
- HDD増設・・・8TB HDD +8,800円
- 外付けドライブ増設・・・Blu-ray +9,800円
アップグレード費用合計:269,830円
最大カスタム後:929,610円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
となりました。

G-Tuneはもともとカスタマイズの幅が少なく、今回のモデルは割とカスタムできる方でしたが、GPUは変更できませんでした。(デュアル水冷クーラーの都合もあると思いますが)
まぁG-Tuneはデフォルトで完成されたモデルが多いので、ほぼカスタマイズは不要なんですけどね。
金額的な順位は7位ですが、SLIグラフィックボードやデュアル水冷クーラー、爆速M.2 SSD、更にスロットイン式の光学ドライブやスタイリッシュなケースなどPCとして魅力的な部分が多いので、予算が許せばゲーミングPCとして普通におすすめ出来る一台だと思います!
公式https://www.mouse-jp.co.jp/store/brand/g-tune/
第8位:PUNI-ROG(ストーム)
OS | システム1:Windows 10 Pro 64bit DSP プリインストール ※OSメディア(DVD)付属 システム2:Windows 10 Pro 64bit DSP プリインストール ※OSメディア(DVD)付属 |
CPU | システム1:AMD Ryzen 9 3900X (12コア/24スレッド 3.8GHz TDP105W) システム2:Intel Core i9-10900(10コア/20スレッド 2.8GHz 20MB TDP65W UHD Graphics 630) |
CPUクーラー | 水冷式クーラー(高冷却) |
GPU | ASUS ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING |
マザーボード | システム1:ASUS ROG STRIX X570-F GAMING システム2:ASUS ROG STRIX Z490-I GAMING |
メモリ | システム1:crucial 32GB(16GBx2) DDR4-3200/PC4-25600 システム2:crucial 16GB(8GBx2) DDR4-2666/PC4-21300 |
ストレージ | システム1:高速NVMe SSD 1TB(PCI-Express 3.0 x4接続 Read:最大3,000MB/s Write:最大1,500MB/s) X2枚 システム2:高速NVMe SSD 1TB(PCI-Express 3.0 x4接続 Read:最大3,000MB/s Write:最大1,500MB/s) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | PHANTEKS REVOLT X PSU 1200W |
ケース | Phanteks ENTHOO 719[PH-ES719LTG_DBK01](ブラック,左側面強化ガラス,12cmFANx5増設済) |
サイズ | 幅240mm、奥行き570mm、高さ595mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | USB 光学式スクロールマウス(黒色) 日本語USBキーボード (黒色) |
価格 | 628,000円 |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:628,000円
ランキングも後半戦に入りました。第8位はストームのPUNI-ROGです。
"プニ"という可愛いモデル名(あってるのかな?)とは裏腹に、かなり癖が強く特徴的なマシンとなっています!
このモデルは基本的なスペックはそこまで驚くようなものではありませんが、その大きな特徴はなんと言っても2システムin1PCということです。
これは単にOSが2つ入っているということではなく、PC2つ分のパーツとOSが一つのケースの中に収まっているということになります!
なので本体としては一つですが、中には二台パソコンが入っているイメージですね。もちろん電源もちゃんと2つあります(笑)

かなり人を選ぶモデルではありますが、例えば家族や恋人と全く別のPCを使いたいけど場所がないという人や、一台でオンラインゲームを二人同時に遊ぶ(ただしモニターは2つ必要)といったゲーム機のような利用方法など、他のPCではできない特殊な使い方が可能となっています。
もちろん電源やストレージも別々に用意されているので、万が一片方がフリーズしたりクラッシュした場合でももう片方のシステムには影響ありません。
では基本的なスペックを見ていきましょう。
CPUですが、まずシステム1にはAMDの一般向けフラッグシップモデル、Ryzen9 3900Xが採用されています。
3900Xは高額なCPUでありながら第3世代Ryzenの人気モデル。
12コア/24スレッド、3.8GHzのクロックで、マルチコアを生かした処理を非常に速くこなすことが出来ます。
しかもTDPが105Wと、性能の割に非常に省エネなのも大きな魅力となっています。
対してシステム2のCPUはIntelのCore i9-10900です。
こちらは10コア/20スレッド、動作クロックが2.8GHzなIntelの第10世代フラッグシップCPUです。
第9世代に比べて大幅にマルチコア性能が向上していて、もともと高かったシングルコア性能と相まってスキのないCPUに仕上がっています。
ちなみにIntel UHD Graphics 630という内蔵GPUを搭載していて、後述しますがシステム2のGPUはこちらを使うことになります。

これら2つのCPUは水冷CPUクーラーで強力に冷却されます。
ブランドや型番は掲載されていませんでしたが、一つの本体に2つ分のシステムがあると発熱もかなりあると思うのでこれは嬉しいですね!
そしてGPUですが、こちらはASUS製のRTX2080Ti、ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMINGが採用されています。
ASUSオリジナルのトリプルファン&大型ヒートシンクを搭載しているこちらのモデル。
RTX2080Tiのオーバークロックモデルなので基本性能も非常に高く、文句のないグラフィックボードと言えるでしょう。
ただ注意点が一つ。こちらのPCは2システムPCとなっているものの、グラフィックボードは1つだけで、一方のシステムはCPUの内蔵グラフィックスを使用することになります。
具体的にはシステム2のほうが前述したCore i9-10900内臓のUHD Graphics 630を使う仕様となります。
実は以前まで販売されていたPUNIの旧モデルであれば、RTX2080Tiが2基搭載されていたのでそれぞれ使うことが出来ましたが、最新モデルからは仕様変更で1つだけになってしまったようです。
ただその分価格も安くなっているので良いと言えば良いのですが・・・。

メモリはシステム1がDDR4-3200/PC4-25600の32GB、システム2がDDR4-2666/PC4-21300の16GBとなっています。
グラフィックボードに続き、こちらでも大きな差があります。
ただ少ない方でも16GBと一般的なハイエンドゲーミングPC並の容量は積んであるので、グラフィックボードが使えないのは痛いですが普段の作業であればサクサクこなせますね!
またブランドはどちらも人気のCrucial製となっています。
ストレージはどちらも超高速なM.2 SSDが採用されていて、システム1が合計2TB、システム2が1TBとなっていました。
ブランドは不明ですが、ともに1TBの同じモデルが採用されているようで、システム1のみそれが2枚使われているという感じです。
合計3TBと非常に大容量ですが、ここでも差が生まれていますね。
これら2つのシステムの電力を確保するのに使われているパワーユニットは、80PLUS PLATINUM認証に対応したPHANTEKS REVOLT X PSU 1200Wという特殊な電源です。
この電源は一つのユニットで2つ分のシステムに電力を供給できるようになっていて、まさに今回のような2システムin1PCにピッタリのモデルとなっています。
蜂の巣のような見た目もかっこいいですが、1200Wという容量や80PLUS PLATINUM認証に対応しているので、電力効率も◎。
電源としての基本的な性能が高い優れたモデルです。
そしてこの変態な特殊なパソコンを最大までカスタマイズしたのがこちら。
- メモリアップグレード(システム1)・・・32GB ⇒ 64GB +20,800円
- メモリアップグレード(システム2)・・・16GB ⇒ 32GB +10,400円
- M.2 SSDアップグレード(システム1)・・・1TB*2 ⇒ 2TB *2 +48,000円
- M.2 SSDアップグレード(システム2)・・・1TB ⇒ 2TB +24,000円
- SSD増設1(システム1)・・・ ⇒ 2TB +28,000円
- SSD増設2(システム1)・・・ ⇒ 2TB +28,000円
- SSD増設(システム2)・・・ ⇒ 2TB +28,000円
アップグレード費用合計:187,200円
最大カスタム後:815,200円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
ストームは本来カスタマイズ性の高いメーカーの一つなのですが、2in1という特殊なモデルのため、変更できる項目はシステム1・システム2ともにメモリとストレージだけとなっていました。
※厳密にはCPUやOSなども変更できましたが、ランクを下げて安くする選択肢しかなかったので除外しています。
ですがそれでも2つ分のシステムがそれぞれアップグレードできるようになっていたので、費用の合計は18万超えで、トータル80万円オーバーまで金額を上げることが出来ました!
ただこのPC、既にお伝えしているようにシステム1に比べてシステム2がグラフィックボード非搭載だったりメモリ・ストレージ容量が少なかったりするので、使い勝手はちょっと微妙かもしれません。
例えば家族・カップルで一緒にゲームを楽しみたいと思った場合、このPCだとシステム2の人はまともにゲームが楽しめないので、このPCを購入する金額を使ってハイエンドPCを2台買うことをおすすめします。

第9位:G-Master Hydro TRX40 Extreme(サイコム)
OS | Microsoft(R) Windows10 Home (64bit) DSP版 |
CPU | AMD Ryzen Threadripper 3970X [3.7GHz/32Core/TDP280W] |
CPUクーラー | Fractal Design FD-WCU-CELSIUS-S36-BK [水冷ユニット] |
GPU | サイコムオリジナル水冷静音仕様 GeForce RTX2070 SUPER 8GB+Asetek 740GN水冷+Enermax UCTB12+VGAサポートステイ [HDMI*1/DisplayPort*3] |
マザーボード | ASUS PRIME TRX40-PRO S [AMD TRX40chipset] |
メモリ | 32GB[8GB*4枚] DDR4-3200 [メジャーチップ・8層基板] Quad Channel |
ストレージ | Intel SSD 660p Series [M.2 PCI-E SSD 512GB] |
光学ドライブ | 【黒】DVD; ASUS DRW-24D5MT+ 書込みソフト |
電源 | Corsair RM850x [850W/80PLUS Gold] |
ケース | 【黒】Fractal Design Define S2 Black TG [ガラスパネル] |
サイズ | 外形寸法:幅233×奥行き520×高さ451mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 520,790円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:572,870円

第9位はサイコムのG-Master Hydro TRX40 Extremeです。
このモデルはゲーマー向けのサイコムフラッグシップモデルとなっていて、自作PCユーザーから絶大な支持を受けるサイコムならではのこだわりが詰まったマシンに仕上がっています。
まずCPUですが、こちらは今回のランキングでは初登場となる、AMDのRyzen Threadripper 3970Xをチョイス。
Ryzen Threadripperシリーズのハイエンドモデルで、3990Xの次に高性能な3970X。
3990Xの64コア128スレッドという驚異的な数字には勝てませんが、それでも32コア64スレッドとマルチコア性能が非常に高く、一般的なCPUでは太刀打ちできない速さを発揮します。
価格もCPU単体でも27万円近くする高級モデルとなので、このCPU一つでハイエンドゲーミングPCが買えちゃいますよ!
CPUクーラーはFractal Design製の水冷モデルCelsius S36です。
360mmラジエーターを搭載したラジエーターや高い熱伝導率を発揮する銅製ベースプレートを採用したこちらのクーラー。
これにより大きく発熱するモンスターCPUを超効率的に冷却することが出来るようになっています。
また水冷なのでメンテナンスがフリーかつCPUファンの音もなく、快適な利用環境を構築することが可能です。
続いてGPUはASETEK製の水冷ユニットを組み込んだサイコムオリジナルモデルのRTX2070 SUPERとなっています!
組み込まれているユニットは740GNというモデル。これにより通常の空冷クーラーよりもGPUを強力に冷却することが出来ます!
ただしGPUはRTX2070 SUPERと、この価格帯にしてはワンランク下のものが使われているので、そこはちょっと残念ですね。

メモリはDDR4-3200 8GBが4枚の合計32GB。
ブランドは不明ですが、32GBなので十分な容量ですね。ゲームはもちろん複数のアプリを立ち上げての”ながら作業”もできちゃいます。
ストレージはIntelの定番M.2 SSDである660p Series 512GBが使われています。
M.2 SSDのスタンダードとなるような製品で、高い安定性・品質をキープ。
ただし512GB1基のみなので、別途大容量のSSDやHDDは欲しいかな、という印象です。
最後に電源ですが、こちらはCorsair RM850xとなっています。
80PLUS GOLD認証で850Wとなるこちらのモデル。
大型のファンで静音性が高く、ケーブルもモジュラー式で取り外しが可能なので、使い勝手は抜群です。
容量は850Wとこれまで紹介してきたモデルに比べると比較的少なめですが、GPUがRTX2070 SUPERだったりと消費電力も少なめの構成なので、問題ないでしょう。
この他、DVDスーパーマルチドライブやFractal Design製の人気静音ケースを使用した充実の構成となっているこちらのゲーミングPC。
最大までアップグレードすると以下のようになります。
- OSアップグレード・・・Win10 Home ⇒ Pro +5,770円
- CPUアップグレード・・・ Threadripper 3970X ⇒ 3990X +279,510円
- GPUアップグレード・・・RTX2070 SUPER ⇒ RTX2080Ti +112,690円
- メモリアップグレード・・・32GB ⇒ 256GB +133,610円
- M.2 SSDアップグレード・・・Intel 660p 512GB ⇒ WD Black 2TB +52,600円
- SSD増設1・・・Crucial MX500 2TB +34,650円
- SSD増設2・・・Crucial MX500 2TB +34,650円
- 光学ドライブアップグレード・・・Pioneer Blu-ray(外付け) +20,260円
- 電源アップグレード・・・850W(GOLD) ⇒ 1200W(PLATINUM) +19,940円
アップグレード費用合計:693,680円
最大カスタム後:1,266,550円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
最大までカスタムすると126万円超えと、デフォルトの倍以上の金額となりました。

もともとは50万円台のPCでしたが、アップグレードできる項目が多めでかつ一つ一つが高いものを選べるようになっていたので、アップグレード費用は70万円に迫る勢いに。
特にCPUがRyzen Threadripper 3990Xにすることで28万円近くも上がっているので、ここでかなり伸びましたね。
ちなみにこのモデルでも最大アップグレードを適用する場合はOSをWindows10 Home版からPro版にしなければならない(メモリの認識上限を上げるため)ので、OSのアップグレード費用も計上しています。
サイコムはコスパ自体はあまり良くありませんが、このモデルのように独自の水冷グラフィックボードを搭載していたり、構成がしっかりしていることでゲーマーや自作PCユーザーに非常に人気のあるブランドの一つです。
今回紹介したモデル以外にも魅力的なマシンが揃っているので、コスパよりもクオリティを重視したい人はおすすめですよ!
第10位:SGR93950XA1Z250TMDsaku8(アプライド)
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | [AMD] ソケットAM4, 16コア32スレッド, 3.5GHz(ブーストクロック 4.7GHz), TDP 105W Ryzen 9 3950X |
CPUクーラー | [DEEPCOOL] DP-GS-MCH7-ASN-3(ASSASSIN III) |
GPU | [MSI] RTX2080 TiGeForce RTX 2080 Ti VENTUS GP OC |
マザーボード | [ASUS] ROG STRIX X570-F GAMING |
メモリ | [UMAX] DDR4 SDRAM 64GB(32GB×2) UM-DDR4D-3000-32GBHS ×2 |
ストレージ | [WESTERN DIGITAL] 2TB(ヒートシンク非搭載)WDS200T3X0C [WESTERN DIGITAL] 10TB 5400rpmWD101EFAX |
光学ドライブ | [パイオニア] BDドライブ(UHD Blu-rayに対応)BDR-S12J-X |
電源 | [COOLER MASTER] 750W 80 PLUS Gold V750 Gold MPY-7501-AFAAGV-JP |
ケース | [COOLER MASTER] ミドルタワー(強化ガラスサイドパネル仕様) MasterBox CM694 TG/MCB-CM694-KG5N-S00 |
サイズ | 493mm x 224mm x 506mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 498,000円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:547,800円
第10位はアプライドのSGR93950XA1Z250TMDsaku8です。
このPCは全体的にバランス良く仕上がったアプライドのフラッグシップモデルとなっています。
これまで紹介してきたモデルたちはどれもプロ向け、ハードコアゲーマー向けといった感じでしたが、ここに来てだいぶ一般的な構成になった印象です。

まずCPUから。
このモデルに搭載されているCPUはAMDのRyzen 9 3950Xです。
16コア32スレッドと、一般向けとしては最高クラスの性能を持つ第3世代Ryzenのハイエンドモデル。
コアのクロックも通常3.5GHz、ブーストクロック4.7GHzと高いので、ゲームからエンコードまでなんなくこなすことが出来ます。
しかもその割にTDPは105Wという省エネ設計なのもポイント!
続いてグラフィックボードは一般向けフラッグシップGPUのMSIモデル、GeForce RTX 2080 Ti VENTUS GP OCを搭載。
こちらは一般向けとしては現状最高クラスの性能を持つビデオカードです。
しかもMSIオリジナルの静音デュアルファンを搭載し、更にオーバークロックされているので通常のRTX2080Tiよりも高い出力を発揮します。
メモリはUMAX製のDDR4D-3000-32GBHSが2セットの合計64GB。
標準でヒートシンクが付いているモデルなので、ゲームなどで温度が上昇しても効率的に放熱(冷却)することが出来ますね。
容量も64GBとたっぷりなので安心!
ストレージはシステム用のM.2 SSD 2TBとデータ保存用のHDDが4TB搭載されています。
ブランドはどちらもWestern Digital。
特にM.2 SSDの方は高い品質を持つWD BLACKモデルなので、それがシステムドライブに採用されているのは嬉しいですね!

最後に電源ですが、こちらはCoolerMaster製の750Wモデル、MPY-7501-AFAAGV-JPとなっています。
電源としてはオーソドックスな部類で、容量は750Wとあまり多くありませんがGOLD認証なので悪くない品質です。
またコード類もトレンドのモジュラー型となっているので、不要なケーブルは外すことが出来ます。
この他、光学ドライブとしてブルーレイドライブが搭載されているので、ディスクの読み書きも可能。
ただしキーボードとマウスは付属しないので注意しましょう。OSはWindows10が標準でインストールされています。
で、アプライドのこちらのモデルをカスタマイズしようとしたのですが・・・
- ???
アップグレード費用合計:不明
最大カスタム後:不明
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
こちらのモデルは通常はカスタマイズが出来ないようで、もしカスタマイズする場合はアプライドへ問い合わせをする必要がありました。
よって具体的な内容がわからない為、今回は不明としておきます。
十分バランスの良い仕上がりになっているので、カスタマイズしなくても問題ないんですけどね。
ただこの内容だと他のBTOメーカーでハイエンドPCをカスタムしたほうが安くできるので、あまりコスパは良くないかもしれません。
公式https://shop.applied-net.co.jp/
第11位:FRGBZ490/CR(フロンティア)
OS | Windows® 10 Home 64bit版 [正規版] |
CPU | インテル Core i9-10900K プロセッサー (3.70GHz [最大5.30GHz] / 10コア / 20スレッド / 20MBキャッシュ / TDP 125W) |
CPUクーラー | ENERMAX 空冷CPUクーラー(サイドフロータイプ)ETS-N30R-HE |
GPU | NVIDIA® Quadro RTX™ 4000 |
マザーボード | インテル® Z490 チップセット搭載マザーボード |
メモリ | 32GB (16GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
ストレージ | Intel 1TB M.2 NVMe SSD 2TB 3.5インチ S-ATA ハードディスク |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
電源 | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
ケース | フロンティアGBシリーズオリジナルケース |
サイズ | 幅(W):約234mm x 高さ(H):約533mm x 奥行(D):約558mm |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 日本語キーボード【黒】 (USB接続) 光学式スクロールマウス【黒】 (USB接続) |
価格 | 289,800円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:318,780円

続いて第11位はフロンティアのFRGBZ490/CR。
30万円台とこれまでのモデルに比べると大幅に安いものの、このモデルはフロンティアで最も高額なゲーミングPCとなっています。
まずCPUにはCore i9-10900Kを採用。
こちらは何度か登場したプロ向けの10900Xではなく、末尾がKの一般向けフラッグシップモデルです。
一般向けとは言ってもフラッグシップなので非常に性能が高く、特にゲーム用途としては現状最高レベルのCPUの一つとなっています。
しかもK付きなのでオーバークロックも可能と、さらなるパフォーマンスアップも期待できます。
そんなCPUを冷却するのはENERMAX製のサイドクーラーETS-N30R-HE。
大型のファンとヒートリンク、銅製ヒートパイプで構成された、見るからに冷えそうなこちらのクーラー。
純正のCPUクーラーよりも高い冷却性があり、騒音も小さくなるという一石二鳥なモデルに仕上がっています。
GPUはQuadro RTX4000が搭載されています。
7.1 TFLOFS、8GBのビデオメモリを搭載したこちらのグラフィックボード。
クリエイター向けのQuadro RTXシリーズとしては下のグレードの方になりますが、それでもグラフィックボード単体で15万円前後はする高級モデルです。
そのため仕事はもちろんゲーム用途でも優れた性能を発揮します。
メモリはPC4-25600 16GBが2枚の合計32GB。
ブランドは不明ですが、この価格帯としては十分な容量です。
ストレージは1TBのM.2 SSDと2TB HDDの組み合わせとなっています。
超高速なM.2 SSDをシステムドライブに、データ保存用に大容量のHDDと、しっかり2基構成になっているのは嬉しいですね!
これならゲームやアプリをたくさんインストールできます。
ちなみに正式な型番は掲載されていませんでしたが、M.2 SSDはIntel製ということなのでおそらく660pだと思われます。
電源は850Wの80PLUS GOLD認証モデル。こちらも問題ないですね。
この他ブルーレイドライブやキーボード・マウスが標準で付属と、さすがフロンティアといった感じのコスパに優れた一台に仕上がっています。
そしてこのモデルを最大までカスタマイズしたところ、
- メモリアップグレード・・・32GB ⇒ 64GB +24,000円
- CPUクーラーアップグレード・・・空冷 ⇒ 水冷(ETS-N30R-HE) +11,000円
- GPUアップグレード・・・QuadroRTX4000 ⇒ RTX6000 +426,800円
- M.2 SSDアップグレード・・・1TB ⇒ 2TB(Samsung 970 EVO Plus)+44,800円
- HDDアップグレード・・・2TB HDD ⇒ 2TB SSD(Crucial MX500) +35,800円
- HDD増設1・・・6TB(WD Red) +32,800円
- HDD増設2・・・6TB(WD Red) +32,800円
- 電源アップグレード・・・850W ⇒ 1000W +6,000円
アップグレード費用合計:675,400円
最大カスタム後:994,180円
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
合計で99万円超えとなりました。

メモリは64GBまでしか増やせませんでしたが、CPUクーラーを水冷モデルに変更できたり、ストレージ容量の増加やHDDからSSDへのアップグレードも可能となっていました。
特に金額が大きかったのはグラフィックボードで、単体で50万円前後はするQuadro RTX6000に変更できたのが一番金額が跳ね上がったポイントですね。
ただこのPCはアップグレードをしなくても非常に高性能ですし、基本スペックはもちろんブルーレイドライブやマウス・キーボードなどの付属品が充実していて価格が30万円ほどなので、かなりコスパが高いです。
なのでコスパに優れたフラッグシップマシンがほしいという人には非常におすすめな一台といえます。
公式https://www.frontier-direct.jp/
第12位:Z-R9/X57/2080S/S1000(PCワンズ)
OS | Windows 10 Home 64bit 日本語 DSP版 |
CPU | Ryzen 9 3950X(16C32T/3.5GHz(4.7)/105W/Total Cache 72MB) |
CPUクーラー | NH-U12A |
GPU | GeForce RTX 2080 SUPER VENTUS XS OC |
マザーボード | X570 AORUS ELITE |
メモリ | BL2K16G32C16U4B(16GBx2) |
ストレージ | CSSD-M2M1TEG1VNE(内部PCIe M.2 1TB) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | SST-ET750-HG(ATX750W 80PLUS GOLD) |
ケース | SST-FAB1B-RGB |
サイズ | 207mm(W) x 446mm(H) x 401mm(D) |
重量 | 不明 |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 281,818円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:310,000円
第12位は、PCワンズのZ-R9/X57/2080S/S1000となりました。
こちらはPCワンズのゲーミングブランドであるZESTシリーズの第2世代となるPCです。
前述したフロンティアのライバル機種になるような製品で、PCワンズでは最も高額なモデルとなっています。
まずCPUですが、こちらはAMDのフラッグシップモデルであるRyzen 9 3950Xをチョイス。
16コア32スレッドとマルチ性能が非常に優秀で、特にエンコードなどの動画編集で高いパフォーマンスを発揮します。
なのでゲーミングPCではありますが、動画編集用のマシンとしても使えますね!
CPUクーラーも純正のものではなく人気の大型クーラーNH-U12Aが使われているのもポイント。
茶色いカラーが印象的なこちらのクーラー。
水冷ではありませんが、おそらく空冷クーラーの中ではトップクラスの冷却性能を持つ製品です。
非常によく冷えることで人気で、Ryzen9 3950Xの発熱も上手に冷却してくれるでしょう。
グラフィックボードはMSI製のGeForce RTX 2080 SUPER VENTUS XS OCが搭載されています。
オリジナルデュアルファンがついたVENTUSシリーズは、通常のリファレンスモデルよりも高い冷却性&静音性を発揮。
またもともと性能が高いRTX2080 SUPERのOC(オーバークロック)版なので、ノーマル版よりもGPUの性能が上です。
メモリはCrucial製BL2K16G32C16U4BGBが2セットの合計32GB。
32GBという大容量も魅力ですが、Crucial製というのが嬉しいですね!
しかもBALLISTIXというゲーマー向けシリーズなので、放熱性に優れたヒートシンクが標準で付属しているのもポイント。
ただしストレージはM.2 SSDの1TBモデルが1つだけとなっています。
型番はCFD製のCSSD-M2M1TEG1VNE。
M.2なので読み込み・起動時間に関しては申し分ないのですが、1つだけだとすぐに容量が厳しくなるので、別途SSDやHDDの増設はしたほうが良いでしょう。

最後に電源ですが、こちらはシルバーストーン製の750Wモデル、SST-ET750-HGとなっていました。
デザイン的には特に変わったところはなく、非常にシンプルでオーソドックスなスタイルです。
ちなみにケーブルはモジュラー式なので着脱可能で、80PLUS GOLD認証に対応しています。
このモデルを最大までカスタマイズ・・・と思ったのですが、
- 無し
アップグレード費用合計:0円
最大カスタム後:240,000円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
残念ながらカスタマイズには対応していないようでした。(もしかしたら在庫切れで確認できないだけかも?)
超高額なフラッグシップかと言われるとちょっと違いますが、PCワンズは大阪にある一つのお店だけで営業しているので、キャパ的にもあまりバリエーションを増やさないように一般的なハイエンドモデルレベルのパソコンしか取り扱っていないのかもしれませんね。
第13位:Legion T750i(レノボ)
OS | Windows 10 Home 64 bit |
CPU | インテル Core i9-10900K プロセッサー ( 3.70GHz 20MB ) |
CPUクーラー | Legion Coldfront 2.0冷却システム(水冷) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2080 SUPER 8GB GDDR6 |
マザーボード | インテル® Z490 チップセット |
メモリ | 32.0GB DDR4-3200 DDR4 UDIMM 3200MHz (16GBx2) 専用ヒートシンク搭載 |
ストレージ | HDD 2TB 7200rpm M.2 SSD 512GB (専用ヒートシンク搭載) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 650W |
ケース | レノボオリジナルLegion T750i用ケース |
サイズ | 約 211 x 483 x 450mm |
重量 | 約 15kg (最大構成時) |
マウス・キーボード | 無し |
価格 | 213,248円(税別) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
税込価格:234,573円

最後に紹介するのは第13位となるレノボのLegion T750iです。
このモデルは通常価格は40万超えなのですが、定期的に行われるセールで税込み23万円台という価格で購入できる様になっています。
驚くべきはそのスペックで、この価格でありながら非常に充実した内容になっているんです!
CPUは最新のCore i9-10900Kを採用。
第10世代ということでこれまでの第9世代よりも大幅にパワーアップしたCPUです。
マルチコア性能が注目されがちですが、もともと得意としていたシングルコア性能も高く、重いゲームなども安定してこなすことが出来ます!
そしてCPUクーラーですが、こちらはレノボオリジナルのLegion Coldfront 2.0冷却システムという水冷クーラーを搭載しています!
詳細は不明ですが、これにより通常の空冷クーラーよりもCPUを効率的に冷却、更に静音性も高くなるようになっています。
グラフィックボードはGeForce RTX 2080 SUPERです。
CPUに続き、こちらも一般向けとしては最強クラスのモデル。
8GBの大容量メモリを活かして最高画質でも高いフレームレートをキープしながらゲームをプレイすることが出来ます。
またこのGPUであれば4Kゲームやレイトレーシングを生かしたより美麗なグラフィックスを楽しむこともできますね!
メモリはDDR4-3200の合計32GB(16GBx2)と大容量。
ブランドは不明ですが、専用ヒートシンク搭載というのがポイントです!
ストレージはM.2 SSD 512GB + HDD 2TBの2基構成です。
システム用とデータ用にしっかりわかれているだけじゃなく、M.2 SSDは専用ヒートシンクがついているので放熱性も抜群です!

そして電源が650Wとなっています。やや容量が少なめな印象がありますね。
ちなみに80PLUS認証がどのランクなのかは掲載されていなかったので、容量と合わせて電源だけちょっと残念な感じです。
この他、デザイン性と機能性を両立したレノボオリジナルケースが採用されて税込み23万円台というこちらのPC。
このモデルのカスタマイズですが、
- 無し
アップグレード費用合計:0円
最大カスタム後:234,573円(税込)
※保証やソフト・周辺機器の追加は無し。あくまでパーツのみをより上位にアップグレードした場合。
PCワンズに引き続き、こちらもカスタマイズには非対応となっていました。
ただスペックの違いでこのモデルよりも安いバリエーションがいくらかあったので、予算に合わせて選ぶことができそうです。
またカスタマイズには対応していませんが、このモデルは23万円台という価格の割に使われているパーツがワンランク上のものが多いです。
そのためかなりコスパが高く、今回の中でおすすめ度で言えば三本の指に入るレベルとなっています。

公式https://www.lenovo.com/jp/ja/pc
ツクモの181万超えが2位以下を圧倒!
長くなってしまいましたが、以上が各メーカー・ショップから選出した超高額フラッグシップBTOパソコンランキングとなります。
改めて見てみると1位の181万超えモデルであるツクモの「QA9J-I190/XT」が2位以下を大きく圧倒した結果となりました。
ただしカスタマイズを含めた価格だとVSPECの「VSPEC-MULTIGPU/Core-X X299-GTX2080Ti x3」が582万超えと、もうよくわからない数字でトップに君臨しています。
ちなみに1位のツクモと最下位であるレノボのモデルの差額はデフォルトの状態で1,592,774円、最大までカスタマイズすると1,623,906円もの差となりました(笑)
まぁ確かに金額に見合った魅力的なモデルといえばそうですが・・・私ならその金額を出せるならもっと安いPCを買って、浮いたお金で周辺機器を充実させちゃいますね。
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まとめ
ということで今回は、以前から私も気になっていた最強のBTOゲーミングPCについて調査しランキングにしてみましたがいかがだったでしょうか!?
各社思いの外高いモデルがあったことにびっくりした人も多いのではないでしょうか?
1位のモデルは約181万円て・・・パソコン1台で車が買えちゃいますからね(笑)
もはや一般人が手を出していいレベルではないという・・・(手を出さないと思いますが)
実際のところ、これらのモデルを購入する人たちがどれほどいるのか非常に気になるところです。
まぁ実用性で言えばほぼ不要というかそこまで必要な人はかなり限られてくるので、グラフィッククリエイターなどでなく普通にゲーミングPCを購入しようと考えている人はもっと安いモデルで全然大丈夫!
今回の内容で「ゲーミングPC買おうと思ってたけど予想以上に高すぎ・・・」と思った人も心配せず他のモデルを探しましょう。
以下の記事で予算別・ゲーム別のおすすめモデルを紹介しているので、是非合わせて読んでみてくださいね!
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