ドスパラで販売されているBTOゲーミングPC『GALLERIA(ガレリア) DC』のレビュー記事です。
GALLERIA DCは税込みで7万円台という安さが魅力のエントリー向けゲーミングPC。
この記事ではそんなGALLERIA DCの詳細なスペック・特徴から対応するゲーム、更に類似モデルと比較してわかるコスパやおすすめ度なども解説しています。

※時期によって仕様・構成が変わる可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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GALLERIA DCのスペックや特徴
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i3-9100F (3.60GHz/4コア/4スレッド) |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB (DVI x1,HDMI x1) |
マザーボード | インテル H310 チップセット マイクロATXマザーボード |
メモリ | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-19200/8GBx1) |
ストレージ | 250GB SSD(M.2 SATA) |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 500W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
ケース | ガレリア専用 KTMミニタワーケース (MicroATX) |
本体サイズ | 185(幅)×395(奥行き)×370(高さ) mm |
価格 | 69,980円(税込76,978円) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
高コスパなCore i3-9100F
CPUにはCore i3-9100Fを搭載しています。
Core i3-9100Fは安価なCPUではあるものの、シングルコア性能が高くゲームに向いているのでコストパフォーマンスは高いと言えます。
ただしマルチタスク性能はあまり高くないので、快適なPC環境を構築するという目的であれば微妙かもしれません。
エントリー向けGPU GTX1650
GPUは最新のエントリーモデルであるGTX1650となっています。
CPUに続いてこちらも安価な製品のため、あまり性能は高くありません。
ですが前世代のGTX1050やその上位のGTX1050Tiに比べると性能は大幅に向上しているので、比較的軽いゲームであれば問題なく遊ぶことができるでしょう。
メモリは8GBと少なめ
メモリはPC4-21300のDDR-4 8GBとなっています。
安価なモデルなので仕方ないですが、8GBだとゲームはもちろん普段のPC作業でも不足しがちなので、16GB以上に増設しておくと良いでしょう。
H310チップセット搭載マザー
マザーボードはH310搭載のマイクロATXモデルとなっています。
特別機能的なモデルではありませんが、必要最低限な機能やインターフェースは整っているので特に問題になることは無いでしょう。
ストレージは250GB M.2 SSD
ストレージには超高速なM.2 SSDの250GBが採用されています。
この価格帯でありながらトレンドのM.2 SSDが採用されているのは嬉しいですが、容量が250GBと少なめで他のストレージも無いため、別途追加でSSDやHDDをつけておくことをおすすめします。
電源は500W BRONZE認証
電源は500Wの80PLUS BRONZEモデルを採用。
BRONZE認証なのであまり高性能なモデルでは無いものの、容量的には500Wと十分ですね。
今後パーツのアップグレードなどを考えないのであれば全く問題のない電源と言えるでしょう。
コンパクトながら機能的なオリジナルケース
ケースはドスパラオリジナルのKTMケースとなっています。
Micro ATXのケースなのでGALLERIA XFなどに採用されているATXサイズのKTケースに比べると小さいモデルですが、機能性や拡張性の高いケースに仕上がっています。
フロントパネルにもUSB3.0が2ポートやSDカードリーダーもあるので使い勝手も抜群。
更にコンパクトなことで場所を取らないのもメリットの一つとなっています。
マウスやキーボードは付属しないので注意
非常に魅力的なGALLERIA DCですが、標準の状態ではマウスとキーボードは付属しません。
既に所持している人やゲーミングブランドのものを別途購入する人は問題ないですが、付属していたほうが良いという人はオプションで忘れず選択するようにしましょう。
ちなみに価格はマウス・キーボードそれぞれ2,000円程度です。
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GALLERIA DCと類似モデルとの比較
次にGALLERIA DCと類似モデルを比較してみましょう。
類似モデルとしてはストームの『PG-UN』、G-Tuneの『NEXTGEAR-MICRO am560BA1』等がありました。
モデル名 | GALLERIA DC | PG-UN | NEXTGEAR-MICRO am560BA1 |
メーカー名 | ドスパラ | ストーム | G-Tune |
主要スペック | Core i3-9100F GeForce GTX1650 8GB M.2SSD 250GB |
Core i3-9100F GeForce GTX1650 8GB M.2SSD 250GB + HDD 1TB |
Ryzen5 3600 GeForce GTX1650 8GB M.2SSD 256GB |
価格 | 69,980円(税別) | 79,818円(税別) | 82,800円(税別) |
ストームのPG-UNはGALLERIA DCとCPUやGPU、メモリ容量など基本的なスペックが一緒のモデルです。
価格は1万円ほど上がってしまうものの、GALLERIA DCと違い1TBのHDDが装備されている他、こちらの表には掲載していませんが750WのGOLD認証電源を採用していたりマウス&キーボードが標準で付属しているので、非常にコスパに優れたモデルとなっています。
対してG-TuneのNEXTGEAR-MICRO am560BA1はCPUが第3世代のRyzen 5 3600となっているのが特徴。
そのためGALLERIA DCよりマルチタスク性能などは高いのですが、それ以外のスペックがGALLERIA DCとほぼ一緒でやや物足りないということと、価格が1万円以上高くなっているのでちょっと微妙かもしれません。

GALLERIA DCが対応するゲームは?
GALLERIA DCが対応する主要ゲームタイトルには以下のようなものがあります。
目安として、フルHD(1920x1080)&最高・ウルトラ画質設定をフレームレート100FPS以上で楽しめる=超快適!、75FPS以上100FPS未満=快適、60FPS以上75FPS未満=普通、30FPS以上60FPS未満=厳しい、そして動作不可の5段階評価としました。
144Hzだけじゃなく240Hzなどの超高リフレッシュレートのゲーミングモニターが広く普及してきているので、少し厳し目ではありますが「60FPS未満はあまり快適にプレイできない環境」と設定しています。
なお各数値は海外のベンチマーク結果サイトにて、CPUとGPUの構成を合わせた状態で調査しました。
対応する主要タイトル
- メトロ:エクソダス・・・ 動作不可
- アサシンクリード:オデッセイ・・・ 動作不可
- レッドデッドリデンプション2・・・ 動作不可
- ボーダーランズ3・・・ 厳しい
- アンセム・・・ 厳しい
- モンスターハンターワールド・・・ 厳しい
- ファイナルファンタジー15・・・ 厳しい
- シャドウオブトゥームレイダー・・・ 厳しい
- ゴーストリコン:ワイルドランズ・・・ 厳しい
- ジャストコーズ4・・・ 厳しい
- アサシンクリード:オリジンズ・・・ 厳しい
- ギアーズオブウォー5・・・ 厳しい
- PUBG・・・ 厳しい
- ウィッチャー3・・・ 厳しい
- ファークライ:ニュードーン・・・ 厳しい
- ヒットマン2・・・ 厳しい
- ワールドオブウォーZ・・・ 厳しい
- フォートナイト・・・ 厳しい
- バトルフィールド5・・・ 厳しい
- フォールアウト76・・・ 厳しい
- フォルツァホライゾン4・・・ 厳しい
- グランドセフトオートV・・・ 厳しい
- ニーアオートマタ・・・ 厳しい
- コールオブデューティー:BO4・・・ 厳しい
- APEX Legends・・・ 厳しい
- コールオブデューティー:MW・・・ 普通
- バイオハザード:RE2・・・ 普通
- 黒い砂漠(リマスター)・・・ 普通
- ファイナルファンタジー14・・・ 快適
- オーバーウォッチ・・・ 快適
- レインボーシックスシージ・・・ 超快適!
GALLERIA DCは税込みで7万円台のエントリー向けゲーミングPCです。
購入しやすい価格帯なのは魅力ですが、CPUがCore i3-9100F、グラフィックボードがGTX1650とどちらも最も低いレベルの性能となっている為、最近の3Dゲームは多くが60FPS未満の厳しい結果となりました。
ただこのモデルの購入を考えている人はおそらく比較的軽いゲームやレインボーシックスシージなど一昔前のタイトルを遊ぶ人がほとんどだと思うので、そうであれば全く問題ないとも言えます。
またもし最近のゲームも少し遊んでみたいと言うのであれば、最高画質設定ではなく中~低画質まで落とせば高いフレームレートでプレイできるタイトルが増えるのでおすすめです。
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GALLERIA DCの良い点と悪い点まとめ
GALLERIA DCの良いポイントと悪いポイントをまとめてみました。
ココがおすすめ
- 価格が税込みで7万円台と安い
- コスパの高いCore i3-9100F搭載
- コンパクトながら機能的なケース
ココが気になる
- 全体的な性能はあまり高くない
- 他社の同ランク帯モデルよりコスパがやや悪い
このことから、GALLERIA DCのおすすめ度は5点中3.5点となりました!
GALLERIA DCがおすすめなのはこんな人
改めて、GALLERIA DCは以下のような人におすすめです。
GALLERIA DCはこんな人におすすめ!
- ドスパラで安価なゲーミングPCの購入を考えている人
- 比較的軽いゲームを遊ぶライトゲーマーな人
- コンパクトなケースのモデルが欲しい人
GALLERIA DCは購入しやすい価格が魅力のドスパラのゲーミングPCです。
安価なことが一番の特徴でありメリットでもあるものの、全体的な性能が低く最近のゲームを遊ぶのにはちょっと物足りない印象です。
そのため最新の美麗なグラフィックのゲームをガッツリ遊ぶというよりは、マインクラフトや2Dなどのライトなゲームやオーバーウォッチやレインボーシックスシージと言った一昔前の軽いゲームを遊ぶ人におすすめです。
もしも本格的にPCでゲームを楽しみたいのであれば、価格は上がりますが10~15万円ほどのミドルレンジモデル以上のゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。

ドスパラのおすすめモデルやセール情報
GALLERIA DCを販売するドスパラでは、他にも魅力的なゲーミングPCが数多く揃っています。
中でも特にオススメなのは一番の売れ筋モデルでもあるGALLERIA XF!
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になった方は合わせて読んでみてくださいね。
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