パソコンでゲームをしようと思ったとき、必ず目を通す事になるのがそのゲームの動作環境です。
動作環境を満たしていないPCではそのタイトルを遊ぶことが出来ないですからね。
ただこの動作環境、最低動作環境と推奨動作環境の2つが設定されていて、特にPCでゲームをするのが初心者の人ほどどちらを意識するべきなのか悩むことも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、各ゲームタイトルを遊ぶときに気になる最低動作環境と推奨動作環境について、どちらで考えるのがベストなのか解説したいと思います。

基本的には推奨動作環境で考えよう
遊びたいゲームがあった場合、基本的にそのタイトルの推奨動作環境でプレイするのがおすすめです。
なぜなら推奨動作環境というのはそのタイトルの標準的な画質設定以上で快適に遊ぶことが出来るように定められているから。
例えばゲーム情報紙やサイトといったメディアなどで紹介されている映像やスクリーンショットは、基本的に標準設定でのものを使用しています。
そしてPS4などの家庭用ゲーム機に設定されているのも標準的な画質以下のクオリティです。
なので推奨動作環境であれば公開されている内容かつ家庭用ゲーム機以上の設定で遊ぶことができる為、推奨動作環境をおすすめするというわけです。
逆に最低動作環境で揃えてしまうと画質などが大幅に低下してしまうだけじゃなく、ゲームタイトルによってはロート長かったり処理落ちしたり、まともにプレイできない可能性がでてきます。
特に対戦ゲームでは致命的なので、基本的には各タイトルの推奨動作環境以上の構成でゲーミングPCを組むのがベストです。
最低動作環境はオフラインRPGなどであればOK
じゃあ最低動作環境はどういう時に使うの?という話になるわけですが、それは「スペックがキリギリだけどどうしてもそのゲームを遊びたいとき」です。
でも先程記載したように最低動作環境で設定したゲームでは描写範囲やオブジェクトが少なかったり、フレームレートが稼げなくて対戦で不利になったりする場面が多々でてきます。
そこで個人的に最低動作環境で考えるのはオフラインのゲームかつ、RPGやシュミレーションといったアクション性の低いタイトルとなります。
そういったタイトルであればもしロードが長かったり処理落ちしたとしても、対戦による勝ち負けがないぶん受けるストレスを最小限にできるでしょう。
ただ最低動作環境だと多くの場合PC自体の性能が数世代前ということになるので、PC作業全般を考えても近いうちに買い替えorアップグレードは必須になると思います。
悩んだ時はミドルハイ以上のモデルを
必須よりも推奨動作環境がおすすめということがわかっても、あまりパーツやスペックに詳しくないと「どの構成が推奨動作環境以上のものなのか、名称を見ただけじゃわからない」と悩む人もいると思います。
そこで、わからないときはその時点で販売されているミドルハイ以上のモデルを購入するのがおすすめです。
価格帯で言えば15万〜20万以上のものですね。
この辺りのモデルだと搭載されているCPUやGPUが推奨動作環境以上のものが多く、メモリやストレージにも余裕があるのでスペックの心配をする必要がありません。
また「やりたいゲームは決まっているからそのタイトルが遊べるスペックであればOK」という人は、以下の記事で各ゲームタイトルごとのおすすめPCを紹介しているので是非合わせて読んでみてくださいね!
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