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ゲーミングPCのグレードとは?性能や価格帯の違いからおすすめモデルまで解説

2020年1月10日

ゲーミングPCやBTOパソコンの情報を調べていると、「エントリー」「ミドルレンジ」「ハイエンド」といった言葉をよく目にすると思います。

最近ではスマホや家電でも使われるようになりましたが、パソコンに詳しくない方にとっては「それぞれどう違うの?」と感じることも多いのではないでしょうか。

これらは一言で言えば、性能・価格帯を示す“グレード(ランク)”のことで、BTOパソコンやゲーミングPC、そしてそれらに使われているパーツを決める上で非常に重要な要素となります。

そこでこの記事では、エントリーからフラッグシップまで5つのグレードの特徴や価格帯の違いを初心者向けにわかりやすく解説し、さらに各グレードのおすすめモデルも紹介していきます。

グレードを理解することで自分の予算や用途に合った最適なPCを選びやすくなるので、これまでエントリーモデルやハイエンドモデルの意味があまりよくわからなかったという人はぜひ参考にしてみてください。

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ゲーミングPCやBTOパソコンのグレードについて

ゲーミングPCやBTOパソコン、そしてそれらに使われているパーツのグレードやクラスは、大きくまとめると以下のようになっています。

性能・価格体を表すグレード一覧

フラッグシップ:超高性能・最高級モデル

ハイエンド:高性能・上位モデル

ミドルハイ:ハイエンドに近い性能の中間モデル

ミドルレンジ:スペックや価格のバランスが良いモデル

エントリー:入門向け・安価なモデル

基本的に上のランクに行くほど性能や価格、品質が上がると思ってください。

ではこれらのグレードについて一番下のエントリークラスから順に、価格や搭載パーツの目安、メリットやデメリット、そしてどんなにおすすめかなどを詳しく解説していきます。

エントリー

価格帯の目安15万円未満
GPUの目安Core i5 / Ryzen 5
GPUの目安GeForce RTX 5050〜5060
メモリの目安8GB~16GB
ストレージの目安SSD 500GB〜1TB

エントリーのメリット

  • 価格が安く、導入しやすい
  • 軽量ゲームやeスポーツタイトルなら快適
  • 消費電力や発熱が比較的少ない

エントリーのデメリット

  • 最新の重量級ゲームを高画質で遊ぶのは難しい
  • 将来的に性能不足を感じやすい
  • 長期的に使うならアップグレードが必要

エントリーモデルとは「最も安く・最もスペックが低い入門向けグレード」のことを意味します。

最近のゲーミングPCでいうと価格帯的にはおよそ15万円未満の製品に使われることが多いですね。

ただし低スペックとは言ってもあくまでBTOパソコンやゲーミングPC全体の中での話であって、一般的な家電メーカー製のパソコンに比べると高性能なものがほとんどです。

なので否定的な意味で使うのではなく、基本的には価格帯や性能面で一番下に位置するランクのものを指すときに使います。

一番下のランクなのでさすがに最新のAAAタイトルを最高画質で遊ぶのは難しいですが、フルHD解像度であれば低〜中設定程度なら快適にプレイが可能な場合が多いです。

特に「VALORANT」「League of Legends」「フォートナイト」などの軽めのeスポーツタイトルであれば十分に楽しめるでしょう。

”エントリー”という名前から入門用として扱われる製品も多いのですが、単純に予算として考える場合もあるので、ローエンドモデル(最安値クラス)と呼ばれることもあります。

なのでBTOパソコンやゲーミングPCの情報を調べていたときにエントリー・ローエンドという単語が出てきた場合は、どちらも「そのシリーズの中では安くて性能が低めのモデル」と考えておくとのが良いでしょう。

エントリークラスは「とりあえずPCでなにかゲームを始めてみたい人」に最適な選択肢です。最新のAAAタイトルなどを快適に遊ぶには力不足ですが、フルHDでのプレイや古めの軽いゲームであれば十分対応できます。

ただし、将来的に本格的なゲームや配信を考えるなら、ミドルレンジ以上にしておくと安心です。

エントリーはこんな方におすすめ

  • 初めてゲーミングPCを購入する初心者
  • マインクラフトなど古め・軽めのゲームを中心に遊ぶ人
  • コストを抑えつつPCゲームを体験してみたい人

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ミドルレンジ

価格帯の目安15万〜20万円
GPUの目安Core i5〜i7 / Ryzen 5〜7
GPUの目安GeForce RTX 5060 Ti〜5070
メモリの目安16GB
ストレージの目安SSD 1TB

ミドルレンジのメリット

  • 新作のゲームを比較的快適にプレイ可能
  • 価格と性能のバランスが良く、長期的に使える
  • 将来的なアップグレードにも対応しやすい

ミドルレンジのデメリット

  • 4KやVRを本格的に楽しむにはやや力不足
  • 高負荷時には静音性や発熱が気になる場合もある

ミドルレンジは価格と性能のバランスが良いモデルで、以前はその名の通り中間(=ミドル)に位置するグレードでした。

最近はこのあと解説する「ミドルハイ」クラスの登場で中間よりもやや下の位置になりましたが、基本的には価格・性能共に”高すぎず安すぎない”レベルの製品だと思ってください。

ゲーミングPCやBTOパソコンの価格帯では15万円~20万円程度のものがよくミドルレンジと言われています。

中間的なグレードなので価格と性能のバランスが良く、ゲーミングPCに限らずスマホや家電でも売れ筋なグレードなんですよね!

性能的には多くのゲームでフルHDはもちろん、WQHD解像度でも高画質で快適にプレイ可能です。ただし最新の美麗なグラフィックのタイトルなどはフルHDかつ設定を「中」以下に落とす必要が出てくる点には注意

ですが対応タイトルによっては、レイトレーシングを有効にすることで「高」設定でも比較的安定したフレームレートを確保することができるでしょう。

また、全体的にコストパフォーマンスに優れたグレードで、多くのメーカーで販売しているモデルの種類やラインナップが一番多いグレードでもあります。

ちなみにゲーミングPCを購入する場合は個人的にはこのミドルレンジ以上をおすすめします。ミドルレンジ以上であれば多くのゲームを楽しめますし、今後すぐに買い換える必要も無いですからね。

ミドルレンジはこんな方におすすめ

  • 新作の人気タイトルもしっかり遊びたい人
  • コスパを重視しつつ長く使いたい人
  • 配信や軽い動画編集もしたい人

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ミドルハイ

価格帯の目安20万〜25万円
GPUの目安Core i7 / Ryzen 7
GPUの目安GeForce RTX 5070〜5070 Ti
メモリの目安16GB〜32GB
ストレージの目安SSD 1TB〜2TB

ミドルハイのメリット

  • 高画質設定でも安定したフレームレートを確保
  • 配信や編集などマルチタスクにも強い
  • 長期的に性能不足を感じにくい

ミドルハイのデメリット

  • 価格がやや高め
  • 消費電力や発熱が増えるため、冷却性能が重要

ミドルハイはミドルレンジよりやや高めな価格帯でありながら、ハイエンドに迫る性能を持ったモデルに使います。なので位置的にはミドルレンジとハイエンドの中間です。

ミドルハイはパーツの性能向上にともなって最近使われることが多くなった言葉です。他にアッパーミドルと呼ばれることもあります。

価格帯的には20万円~25万円程度で使われていますが、人によってこのあたりもミドルレンジだったりハイエンドだったりするので、ちょっと曖昧かもしれません。

性能的には高性能なパーツを使っていることが多く、最新のAAAタイトルであってもフルHD~WQHD程度の解像度であれば、高画質設定にしても多くのモデルで快適に動作させることができます。

メモリも機種によっては32GB以上、ストレージも2TB以上あるものもあり、配信や動画編集を同時に行っても安定するため、普通に使う分には十分すぎる性能を持つクラスと言えるでしょう。

そのため、ミドルレンジとハイエンドの中間ということで微妙な立ち位置ではありますが、コスパ的にはかなり優秀なものが多く、ミドルレンジと合わせて人気のグレードの一つとなっています。

ミドルハイクラスは「性能と価格のバランスを取りつつ、長期的に安心して使いたい人」に特におすすめです。最新ゲームを高画質で楽しみたい、配信や編集もやりたいというユーザーにとって、満足度の高い選択肢ですね。

ミドルハイはこんな方におすすめ

  • 最新ゲームを高画質で快適に楽しみたい人
  • ゲーム配信や動画編集も並行して行いたい人
  • 将来的に数年間は買い替えを考えずに使いたい人

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ハイエンド

価格帯の目安25万〜35万円
GPUの目安Core i7〜i9 / Ryzen 7〜9
GPUの目安GeForce RTX 5070 Ti~5080
メモリの目安16GB~32GB
ストレージの目安SSD 1TB〜2TB

ハイエンドのメリット

  • 4KやVRでも快適に動作
  • ゲーム以外のクリエイティブ用途にも強い
  • 長期間にわたり最新ゲームを高画質で楽しめる

ハイエンドのデメリット

  • 価格が高く、予算に余裕が必要
  • 消費電力や発熱が大きいため、冷却環境が重要

ハイエンドは高性能・高額な部類に位置するグレードで、高い性能で快適にゲームをプレイしたい人におすすめです。

高性能な最新パーツを多数搭載しているため、ゲームの新作タイトルやAAA作品などグラフィックが綺麗で重めのタイトルも4Kや高画質設定で快適に遊ぶことができます。

ただし性能と比例して価格も高めとなっていて、現在はだいたい25万円~35万円程度のものがハイエンドと呼ばれています。

とはいえ、高いとは言っても家電量販店で売られているメーカー製PCはほとんどが20万円以上はするので、そちらと比較すると決して高すぎるものではないんですよね。(しかもメーカー製は性能が低い)

逆に同価格帯でありながらメーカー製PCに比べると大幅に性能が高いので、価格の割に売れ筋なグレードだったりもします。

ハイエンドモデルは最新のAAAタイトルを4K解像度・最高画質設定でもプレイでき、VRゲームや高負荷なFPS系タイトルも余裕があります。

また、動画編集や3Dモデリングなどのクリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを発揮するため、「ゲームもクリエイティブ作業も本格的にこなしたい人」に最適です。

価格は高めですが、性能面では数年間は安心して使えるため、投資価値の高いモデルといえるでしょう。

ハイエンドはこんな方におすすめ

  • 4KやVRで最新ゲームを楽しみたい人
  • 動画編集や3D制作なども行うクリエイター
  • 長期的に性能不足を感じたくない人

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フラッグシップ

価格帯の目安35万円以上
GPUの目安Core i9 / Ryzen 9
GPUの目安GeForce RTX 5090
メモリの目安32GB~64GB以上
ストレージの目安SSD 2TB以上

フラッグシップのメリット

  • 現行最高性能で数年間は性能不足を感じにくい
  • ゲームもクリエイティブ作業も妥協なくこなせる
  • 将来的な拡張性も十分

フラッグシップのデメリット

  • 価格が非常に高額
  • 消費電力・発熱が大きく、電源や冷却環境に注意が必要
  • オーバースペックになりやすい

フラッグシップは最上級モデル・最高級モデルを意味するグレードになります。

直訳すると旗(はた)の船(ふね)で、本来の意味は「旗艦(きかん)」という、軍艦の中で司令官が乗って艦隊の指揮をとる主力艦のことを指していました。

ゲーミングPCやBTOパソコンの中ではハイエンドの更に上を指す言葉で、とにかく現在販売されている最高性能のパーツのみを使って作られた超高性能パソコンというイメージです。

価格帯的には現在であれば35万円以上のものはフラッグシップに部類されると言って良いでしょう。

以前は30万円程度のものでもフラッグシップクラスの性能の製品がありましたが、最近は半導体の高騰などで価格帯が上がっています。

フラッグシップモデルのメリットはなんと言っても性能が非常に高いということ。これにつきます。

その性能の高さにより、現在発売されているゲームはもちろん、これから発売されるゲームもほぼすべてを最高画質設定かつ4K・8Kなどの超高解像度でも快適にプレイできるように作られています。

製品寿命も長いので他のグレードのパソコンに比べて買い替えの頻度も低くなり、またパーツのアップグレードもほぼ不要なので長い目で見ると実は意外にもコスパがよいグレードなんですよね。

動画編集、3Dレンダリング、AI開発などの超高負荷作業も快適にこなせるため、ゲーム用途を超えてプロフェッショナルな作業環境としても活躍できます。

そのため、フラッグシップクラスは「現行最高の環境でゲームも仕事も楽しみたい人」におすすめです。

価格は非常に高額ですが、性能面では他のグレードを圧倒するので、数年先を見据えても安心して使える究極の一台といえるでしょう。

フラッグシップはこんな方におすすめ

  • 4K/8KやVRを最高環境で楽しみたい人
  • 動画編集・3D制作・AI開発などを行うクリエイター
  • 「最高の一台」を求めるハイエンド志向のユーザー

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グレード・価格帯別のおすすめPC

それぞれのグレードの特徴などがわかったところで、次は各グレード・価格帯別のゲーミングPCのおすすめモデルを一つずつピックアップして紹介したいと思います。

エントリー:Z1コスパモデル(OZgaming)

項目内容
CPUAMD Ryzen 7 5700X
GPUNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB
メモリ32GB DDR4-3200
ストレージ1TB NVMe Gen4 SSD
電源650W 80PLUS Bronze
ケースZALMAN Z1 ICEBERG
OSWindows 11 Home
価格149,800円(税込)

おすすめポイント

  • Ryzen 7 × RTX 5060 Ti 搭載でフルHDゲーミングに最適
  • 32GBメモリ&1TB SSDで快適なマルチタスク環境
  • コスパに優れた価格設定で初めてのゲーミングPCにも安心

OZgamingのZ1コスパモデルは、Ryzen 7 5700XとRTX 5060 Ti(8GB)を搭載した、エントリークラスながら高いパフォーマンスを発揮するゲーミングPCです

セール期間中であれば15万円以下の価格でありながらRTX5060のTi付きを搭載しているため、フルHD環境であれば比較的最新のゲームも遊べるほか、軽めのタイトルでは高フレームレート発揮することができます。

さらに、こちらもこの価格帯としては驚きの32GBメモリと1TB SSDを標準搭載しているため、ゲームプレイだけでなく動画編集や配信などのマルチタスク作業も快適。

OZgamingはコスパが最強クラスのBTOメーカーなのですが、それでもこの内容には驚きです!

ケースには冷却性とデザイン性を兼ね備えたZALMAN Z1を採用し、長時間の使用でも安定した動作をサポートします。

15万円前後という価格帯でこの構成は非常に魅力的で、初めてゲーミングPCを購入する方やコストパフォーマンスを重視する方におすすめの一台です。

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ミドルレンジ:ZEFT R60YF(SEVEN)

項目内容
CPUAMD Ryzen 5 8500G
GPUNVIDIA GeForce RTX 5070
メモリ16GB DDR5-5600
ストレージ1TB NVMe Gen4 SSD(WD製)
電源750W 80PLUS Gold
ケースThermaltake S100 TG
OSWindows 11 Home
価格199,980円(税込)

おすすめポイント

  • RTX 5070とRyzen 5の組み合わせでFHDからWQHDまで快適
  • Gen4 SSDと750W Gold電源で高速かつ安定した動作を実現
  • Micro ATXケース採用で扱いやすく将来的な拡張性も確保できる

ZEFT R60YFは、20万円以下でありながらRTX 5070とRyzen 5 8500Gを搭載し、FHDはもちろんWQHDでも高設定・高フレームレートを狙えるミドルレンジの鉄板構成です

この価格帯でRTX5070を搭載しているのはかなりコストパフォーマンスが高いですね!

16GB DDR5-5600に加え、WD製1TB NVMe Gen4 SSDでゲームのロードも高速。750Wの80PLUS Gold電源は将来のGPU強化にも余裕があり、Micro ATXケースのS100 TGは冷却と扱いやすさのバランスが優秀です。

またSEVENということでカスタマイズの幅も広く、Wi‑Fi 6Eや2.5GbE、有線/無線を選べるネットワーク環境も魅力。他にもCPUクーラーやマザーボード、ケースまで自由にカスタマイズ可能となっています。

総合力が高く、初めての本格ゲーミングPCにも、長く使いたい人にもおすすめの1台と言えるでしょう。

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ミドルハイ:GALLERIA XPR7A-R56T16G-G(ドスパラ)

項目内容
CPUAMD Ryzen 7 7700
GPUNVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ16GB DDR5-4800
ストレージ1TB NVMe Gen4 SSD
電源650W 80PLUS Bronze
ケースガレリア専用 GE-Gケース(ATX)
OSWindows 11 Home
価格229,980円(税込)

おすすめポイント

  • Ryzen 7 7700とRTX 5060 Tiの組み合わせで最新ゲームを高画質で快適に楽しめる
  • ガレリア専用GE-Gケース採用で冷却性能と拡張性を両立できる
  • 1TB Gen4 SSDとDDR5メモリで高速動作と将来性を確保できる

GALLERIA XPR7A-R56T16Gは、Ryzen 7 7700とRTX 5060 Ti 16GBを搭載した、ミドルハイクラスのゲーミングPCです

フルHDであれば最新タイトルであっても中~高画質で快適にプレイ可能なので、ライトゲーマーには十分な性能を発揮します。

単純な性能であれば前述したSEVENのZEFT R60YFのほうが上ですが、ドスパラということで安心感や手厚いサポートに魅力を感じる方はこちらのほうがおすすめです!

CPUは8コア16スレッドのRyzen 7 7700を採用していて、ゲームだけでなく動画編集や配信などのマルチタスクにも強みを発揮します。

さらに、1TB Gen4 SSDとDDR5メモリを標準搭載しているため、ロード時間の短縮や将来的な拡張性も安心。

そしてケースには冷却性能と拡張性に優れた新型のガレリア専用GE-Gケースを採用し、長時間のゲームプレイでも安定した動作を維持します。

価格は20万円台前半と手頃で、性能・拡張性・デザインのバランスが取れた、長く使える一台です。

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ハイエンド:NEXTGEAR JG-A7G7T(マウスコンピューター)

項目内容
CPUAMD Ryzen 7 7700
CPUクーラー水冷(240mmラジエーター)
GPUNVIDIA GeForce RTX 5070 Ti
メモリ16GB DDR5-5200
ストレージ1TB NVMe Gen4 SSD
電源850W 80PLUS Gold
ケースNEXTGEAR専用タワーケース
OSWindows 11 Home
価格299,800円(税込)

おすすめポイント

  • Ryzen 7 7700とRTX 5070 Tiの組み合わせでWQHD~4Kでのゲームプレイに最適
  • 水冷CPUクーラー搭載で高負荷時も安定した冷却性能を発揮できる
  • 1TB Gen4 SSDで高速ロードと十分な保存容量を確保できる

NEXTGEAR JG-A7G7Tは、Ryzen 7 7700とRTX 5070 Tiを搭載したハイエンドクラスのゲーミングPCです

CPUは8コア16スレッド構成で、ゲームだけでなく動画編集や配信などのマルチタスクにも強力な性能を発揮。

そしてGPUには最新世代のRTX 5070 Tiを採用し、WQHD~4K解像度での高画質・高フレームレートのゲームプレイが可能となっています。

さらに、240mmラジエーターの水冷CPUクーラーを標準搭載しているため、長時間の高負荷ゲーミングでも安定した動作を維持できるのもポイント。

水冷クーラーは冷却性能だけじゃなく静音性にも大きく貢献するので、快適なゲームプレイには必須ですね!

価格は約30万円とパソコンとしては高額な部類になりますが、高い冷却性、高い性能、そして高い拡張性とバランスよく優れた一台で、本格的なゲーミング環境を求めるユーザーに最適です。

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フラッグシップ:ZEFT R60GJ(SEVEN)

項目内容
CPUAMD Ryzen 7 7700
CPUクーラー空冷静音クーラー AK400
GPUNVIDIA GeForce RTX 5090
メモリ32GB DDR5-5600
ストレージ1TB NVMe Gen4 SSD(Crucial製)
電源1200W 80PLUS Gold
ケースAntec P20C(ミドルタワー)
OSWindows 11 Home
価格686,180円(税込)

おすすめポイント

  • RTX 5090搭載で4Kから8Kまで圧倒的なゲーミング性能を発揮できる
  • 32GB DDR5メモリと高速Gen4 SSDでゲームも制作も快適にこなせる
  • 1200W Gold電源と高冷却ケースで安定性と拡張性を極限まで高められる

ZEFT R60GJは、GeForce RTX 5090とRyzen 7 7700を組み合わせた、まさにフラッグシップにふさわしいゲーミングPCです

RTX 5090は現行最強クラスの性能を持つGPUで、4Kはもちろん8K解像度でも高フレームレートを維持でき、重量級のAAAタイトルやVR環境でも圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

そこに大容量の32GB DDR5メモリと1TB Gen4 SSDを組み合わせ、ゲームプレイだけでなく動画編集や3D制作などのクリエイティブ用途にも余裕を持って対応可能。

さらに、1200W Gold認証電源とAntec P20Cケースによる高い冷却性能と拡張性で、長時間の高負荷作業でも安定した動作を実現します。

価格は約68万円と高額ですが、「究極の環境を求めるゲーマーやクリエイター」にとって最適解となる一台と言えるでしょう。

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ゲーミングPCのグレードを選ぶ際の5つのポイント

ゲーミングPCを選ぶ際には、単純に「高性能なパーツを積んでいるか」だけで判断するのではなく、自分の用途や予算に合ったグレードを見極めることが重要です。

例えば最新の美麗なグラフィックを使ったAAAタイトルを最高画質で楽しみたい人と、比較的古めだったり軽めのライトなゲームを中心に遊ぶ人とでは、必要な性能も価格帯も大きく異なります。

他にも、ゲーム以外に動画編集や配信を行うかどうかによっても求められるスペックは変わってきますし、1台を長く使っていくのかどうかについても選ぶべきグレードが変わってきます。

そこで、次は自分に合ったゲーミングPCのグレードを選ぶ際のポイントについて、

  • 遊びたいゲームの推奨スペックを満たすグレードに合わせる
  • 解像度やフレームレートをどの程度にしたいか決める
  • 静音性や冷却性能を重視するか決める
  • ゲーム以外にどういった用途に使うか考える
  • 1台を長く使うか、定期的に買い替えるかで決める

上記の5つを順に解説したいと思います。

遊びたいゲームの推奨スペックを満たすグレードに合わせる

ゲーミングPCのグレードを選ぶ際に最初に考えるべきは、自分がプレイしたいゲームの推奨スペックがどれくらいなのか、そしてそのスペックを満たしたグレードにすることです。

多くのPCゲームは「最低動作環境」と「推奨動作環境」が公式サイトに掲載されていますが、ここで注意したいのは最低環境はあくまで“動く”ことを保証する程度であり、快適に遊ぶには推奨環境を基準に考えるのが基本ということ。

例えば、最新のAAAタイトルではRTX 5060以上や16GBメモリが推奨されるケースが増えており、これを下回る構成では画質を落とさなければスムーズに遊べない可能性があります。

具体歴な例を上げると、モンハンワイルズでは推奨スペックがGPU:GeForce RTX 2060 Super(現行の同等クラスならRTX5060 Ti)以上、メモリ16GB以上となっています。

また、同じゲームでも解像度や設定によって必要な性能は変わります。フルHDで中設定ならミドルレンジでも十分ですが、WQHDや4Kで高画質を狙うならハイエンド以上が必要です。

さらに、将来的にアップデートやDLC、新作タイトルを見据えるなら、推奨スペックぴったりではなく、推奨スペックを上回る構成を選んでおくと安心です。

解像度やフレームレートをどの程度にしたいか決める

自分にあったゲーミングPCのグレードを選ぶには、「どの解像度で、どの程度のフレームレートを目指すか」を明確にしておくことも大事なポイントです。

フルHD(1920×1080)で60fpsを安定して出せれば十分という人もいれば、WQHD(2560×1440)や4K(3840×2160)で高画質かつ144fps以上を狙いたい人もいます。

基本的に解像度が上がるほどGPUに求められる性能は大きくなり、フレームレートを高く維持するにはさらに強力な構成が必要です。

例えば、フルHDならミドルレンジのRTX 5060~5060 Tiクラスでも快適ですが、WQHDではRTX 5070~5070 Ti以上、4Kで高フレームレートを狙うならRTX 5080や5090といったハイエンド・フラッグシップGPUが現実的な選択肢になります

また、フレームレートの目標値もプレイするジャンルによって変わります。オフラインのソロ向けRPGやシミュレーションなら60fpsでも十分ですが、対戦FPSや格闘ゲームでは120fps以上を求めるプレイヤーが多く、モニターも144Hzや240Hz対応のものが必要です。

解像度やフレームレートは単にPCのスペックが足りていれば良いのではなく、それらの解像度・フレームレートに対応した高性能なモニター(ディスプレイ)も必要になる点には注意しましょう!

解像度とフレームレートの希望を先に決めることで、必要なGPUやCPUのグレードが自然と絞り込まれるので、スペック不足だったり無駄にオーバースペックな構成を避けつつ、理想のプレイ環境を実現するために、この基準を明確にしておくことが賢い選び方の一つとなります。

静音性や冷却性能を重視するか決める

静音性や冷却性能をどの程度重視するか決めることも、自分にあったゲーミングPCのグレードの選び方の一つです

ゲーミングPCは高性能なパーツを搭載するほど発熱が増え、冷却性能が不足すると性能低下や寿命の短縮につながります。そのため、どの程度の冷却力や静音性を求めるかを基準に、選ぶべきグレードも変わってきます。

例えば、エントリーやミドルレンジでは比較的消費電力の低いGPUやCPUが多く、標準的な空冷クーラーでも十分に安定動作が可能です。コストを抑えつつ快適に遊びたい人には、このクラスが適しています。

一方で、ミドルハイ以上になるとパーツの発熱量が大きくなり、ケースのエアフロー設計や冷却システムの強化が重要になります。長時間のFPSやMMOを高画質でプレイするなら、このグレードが安心です。

さらにハイエンドやフラッグシップでは、冷却性能と静音性を両立させた設計が標準的で、配信や動画編集を同時に行うユーザーにも適しています。

つまり、静音性能や冷却性能といった快適性をどこまで重視するかによって、自然と選ぶべきグレードが変わるということですね!

性能だけでなく、冷却と静音のバランスを意識することが、長く満足できるPC選びにつながります。

ゲーム以外にどういった用途に使うか考える

ゲーミングPCはゲーム専用のマシンと思われがちですが、実際には動画編集や3Dモデリング、音楽制作、配信など幅広い用途に活用できます。

そのため、ゲーム以外にどのような作業を行うかを明確にすることが、グレード選びの大きな基準になります。

例えば、ゲーム中心であればミドルレンジ〜ミドルハイで十分対応可能ですが、動画編集や配信といった負荷の高い作業を並行するなら、CPUやGPUに余裕のあるハイエンド以上が安心です。

さらに、3D制作や大規模なレンダリング、音楽制作といったクリエイティブな作業を行うなら、フラッグシップクラスの性能が必要になる場合もあります。

特に動画編集ではCPUのマルチコア性能や32GB・64GB以上の大容量メモリ、大容量SSDがあると快適です。もちろんGPUの性能もレンダリング速度に直結します。

クリエイティブな作業を重視するのであれば、単純にグレードの高さだけで決めるのではなく、できるだけメモリやストレージが多いもの・カスタマイズで増やせるものを選ぶのもコツですね。

また、ゲームがメインだとしても配信を考えている場合は、ゲームを動かしながら同時に配信ソフトを稼働させるため、CPUとGPUの両方に余裕が必要です。

「ゲームだけか」「配信もするか」「クリエイティブな作業をするか」どうかによって選ぶべきグレードは大きく変わります。

1台を長く使うか、定期的に買い替えるかで決める

ゲーミングPCの選び方は「長期間同じ1台を使い続けたいのか」「数年ごとに買い替えて最新環境を維持したいのか」というスタンスによっても変わります

長く使うことを前提にするなら、将来的なゲームの要求スペック上昇を見越して、現時点で必要な性能よりも一段上のグレードを選ぶのが安心です。

例えば、今はフルHDで十分でも数年後にWQHDや4Kといった高い解像度や、120fps以上の滑らかなフレームレートでで遊びたくなる可能性を考えれば、余裕のあるGPUや大容量メモリを搭載したモデルが多いハイエンド以上のグレードを選んでおくのがおすすめ。

また、ハイエンド以上であれば拡張性の高いケースやマザーボードが搭載されていることも多く、後からメモリやストレージを増設したりGPUを交換したりして性能を底上げできるので、買い替えのタイミングを遅らせることができます。

逆に、定期的に買い替えるスタイルなら、現状の用途に必要な性能を満たすミドルレンジ〜ミドルハイを選び、数年後に新しい世代のPCへ移行する方が効率的です。

こちらは常に最新のパーツを使えるメリットがあり、初期投資も抑えられます。

自分のライフスタイルや予算に合わせて、どちらのスタンスが合っているかを見極めることが、後悔しないゲーミングPC選びにつながると言えるでしょう。

 

おすすめはミドルレンジ~ハイエンド

さて、それぞれのグレード特徴や自分にあったグレードの選び方などを解説してきましたが、それでもなかなか決められないという人もいると思います。

そこで個人的におすすめしたいのはミドルレンジ、ミドルハイ、ハイエンドの3グレードです。

ミドルレンジと言っても15万円程度のものはあまりおすすめできないので、実質ミドルハイとハイエンドといったほうが良いかも知れません。

なので価格帯的には20万円~35万円以内のモデルになります。CPU的にはCore i5やCore i7以上、GPU的にはRTX5060 TiやRTX 5070以上といった感じですかね。

この価格帯のモデルであればゲームを快適に遊ぶためのCPUとグラフィックボードの性能が十分に高く、ほぼすべてのゲームをSwitch2やPS5、Xbox Series X|Sなどの家庭用ゲーム機より綺麗な映像&なめらかなフレームレートで快適に遊ぶことができるからです。

なので特にあまり性能などに詳しくない初心者の方はこのあたりのモデルをおすすめします。

ちなみにエントリーモデルは安価に購入できるのがメリットですが、PCでゲームを快適に遊ぶ場合はそれなりの性能が必要となるため、本格的にゲームをするのであれば個人的にエントリーモデルはおすすめしません。

特に最近は発売するゲームがどれもGPU負荷の高い美麗なグラフィックのものが多いですからね!

フラッグシップモデルは長期的なコスパは高く魅力的で、また”大は小を兼ねる”ということわざがある通り、エントリーモデルなどのように性能が足りなくてゲームが遊べないということはなく万能なパソコンではあります。

ですがほとんどの人がその性能を100%発揮することがなく宝の持ち腐れのような状態になってしまうので、そう考えるとせっかく高いお金を出して買ったのにもったいないですよね(T_T)

なのでフラッグシップモデルはよっぽど予算に余裕があるか、ゲーム以外にも動画編集などPCに高い負荷のかかる作業を行う人が選ぶのが正解だと思います。

ちなみに以下の記事で解説していますが、ゲーム実況や配信をしたいと考えている人にとってはハイエンド~フラッグシップモデルはかなりおすすめです。

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パソコンのグレードについてよくある質問(Q&A)

最後に、パソコンのグレードについてよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。

Q1. 初心者はどのグレードを選ぶべきですか?

初心者の方には、まず ミドルレンジ(15〜20万円前後) のモデルがおすすめです。

この価格帯なら最新の人気ゲームを快適に遊べる性能を備えており、画質やフレームレートも十分満足できるレベルです。

さらに、動画視聴や日常的な作業もスムーズにこなせるため、初めてのゲーミングPCとして安心感があります。エントリークラスよりも余裕があるため、数年先の新作タイトルにも対応しやすく、長く使える点も魅力です。

Q2. エントリークラス(15万円未満)でも最新ゲームは遊べますか?

エントリークラスのPCでも、VALORANTやLoLといった軽量なeスポーツ系タイトルであれば快適にプレイ可能です。

フルHD解像度で高フレームレートを狙えるため、初心者やカジュアルゲーマーには十分な性能といえます。

ただし、最新のAAAタイトルを高画質設定で楽しむのは難しく、設定を下げて妥協する必要があります。将来的に重いゲームを遊びたい場合は、ミドルレンジ以上を選んでおくと安心です。

Q3. ミドルレンジとミドルハイの違いは?

ミドルレンジ(15〜20万円)とミドルハイ(20〜25万円)の違いは、主に快適に遊べる設定の幅と将来性にあります。

ミドルレンジはフルHDやWQHDでのプレイに十分対応し、最新ゲームも高画質で楽しめますが、配信や動画編集を同時に行うと余裕がなくなる場合があります。

一方、ミドルハイはより高性能なGPUやCPUを搭載しており、高画質設定での安定性や配信との両立に強みがあります

。価格差は5万円前後ですが、その分長期的に安心して使える余裕があり、数年先の新作タイトルにも対応しやすいのが特徴です。

Q4. ハイエンドとフラッグシップの違いは?

ハイエンド(25〜35万円)とフラッグシップ(35万円以上)の違いは、対応できる解像度や用途の幅にあります。

ハイエンドは4K解像度やVR環境でのプレイに十分対応でき、最新のAAAタイトルを高画質で快適に楽しめます。

これに対してフラッグシップは、RTX 5090などの最上位GPUや最新CPUを搭載し、8K解像度やマルチモニター環境でも余裕を持って動作します。

さらに、動画編集や3Dレンダリングなどのクリエイティブ用途でも圧倒的な性能を発揮。価格は大きく跳ね上がりますが、究極の環境を求めるユーザーにとっては唯一無二の選択肢となります。

Q5. ゲーミングPCの寿命はどのくらい?

ゲーミングPCの寿命は一般的に 4〜6年程度 といわれています。これは物理的に壊れるというよりも、最新ゲームの要求スペックが年々上がるため、性能的に「快適に遊べる期間」がそのくらいになるという意味です。

特にAAAタイトルを最高設定で遊び続けたい場合は、3〜4年での買い替えやGPUのアップグレードを検討するのが現実的です。

一方で、設定を調整すれば6年以上使い続けることも可能です。つまり、どの画質や解像度で遊びたいかによって寿命の感じ方は変わります。

できるだけ長く使いたいなら、購入時に少し余裕のあるグレードを選んでおくと安心です。

Q6. 将来的にパーツを交換できますか?

デスクトップ型のゲーミングPCであれば、GPU・メモリ・ストレージの交換や増設が可能です。

これにより、数年後に性能不足を感じても、PC全体を買い替えるのではなく一部のパーツをアップグレードすることで延命できます。特にGPUの交換は効果が大きく、最新ゲームへの対応力を大幅に高められます。

また、メモリやSSDの増設も比較的簡単で、快適性を長期間維持できます。ただし、ノート型は基本的にパーツ交換が難しく、買い替えが前提となる点に注意が必要です。

長期的に使いたい人は拡張性のあるケースやマザーボードを選ぶことが重要になります。

Q7. ノート型とデスクトップ、どちらが良い?

ゲーミングPCを選ぶ際に悩むポイントのひとつが、ノート型かデスクトップ型かです。

デスクトップは拡張性や冷却性能に優れ、同じ価格帯ならノートよりも高性能なパーツを搭載できるため、長期的に使いたい人や最高のパフォーマンスを求める人に向いています。GPUやメモリ、ストレージの交換・増設も容易で、将来的なアップグレードにも対応可能です。

一方、ノート型は持ち運びができる点が最大の魅力で、限られたスペースでも設置できるため、学生や出張が多い社会人に人気です。ただし、拡張性や冷却性能はデスクトップに劣るため、性能重視ならデスクトップ、利便性重視ならノートと考えるのが基本です。

Q8. ゲーミングPCは普段使いにも向いていますか?

はい、ゲーミングPCは普段使いにも非常に快適です。

高性能なCPUや大容量メモリを搭載しているため、インターネット閲覧や動画視聴、オフィスソフトの利用といった日常的な作業はもちろん、動画編集・配信・3D制作などのクリエイティブ用途にも強みを発揮します。

さらに、SSDによる高速な起動やアプリの立ち上がりの速さは、一般的なPCと比べても大きなメリットです。

唯一の注意点は、性能が高い分だけ消費電力や発熱が大きくなることですが、冷却性能の高いモデルを選べば問題ありません。

つまり、ゲーミングPCは「ゲーム専用」ではなく、万能な高性能PCとして普段使いにも十分適しています。

Q9. どのタイミングで買うのがお得?

ゲーミングPCは常に新しいパーツが登場するため「いつ買うのがベストか」と悩む人も多いですが、基本的には欲しいときが買い時です。

とはいえ、年末年始や決算期、ボーナスシーズンなどはセールが行われやすく、数万円単位で安くなることもあるので、時期が近いのであればこれらのセールを活用するのがおすすめです。

特に大手メーカーやBTOショップでは、在庫処分やキャンペーンで構成を強化したモデルが割安で販売されるケースもあります。ただし、人気モデルはセールを待っている間に在庫切れになることも珍しくありません。

価格の下落を狙うのも良いですが、「今すぐ遊びたいゲームがあるかどうか」を基準に判断するのが賢い選び方といえるでしょう。

Q10. 初めて買うときの注意点は?

初めてゲーミングPCを購入する際に重要なのは、予算・遊びたいゲーム・解像度(フルHD/WQHD/4K)の3点を明確にすることです。

これらを基準にすれば、自分に合ったグレードを選びやすくなり、性能不足やオーバースペックを避けられます。

また、将来的にメモリやストレージを増設できるか、ケースの拡張性があるかといった点も確認しておくと安心です。さらに、周辺機器(モニターやキーボード、マウス)も含めた総予算を考えることが大切。

初めての購入では性能だけに目が行きがちですが、「自分の用途に合ったバランスの良い構成」を意識することで、長く満足できる一台を選ぶことができます。

 

パソコンのグレードについて|まとめ

ということで今回はゲーミングPCやBTOパソコン、自作パーツなどでよく使われるグレードの意味や特徴と、各グレードのおすすめモデル、そして自分にあったグレード選びのポイントについて解説してきました。

今回の記事をまとめると以下のようにになります。

まとめ

  • エントリー(15万円未満):軽めのゲームや初心者向け
  • ミドルレンジ(15〜20万円):最新タイトルを快適に遊べるコスパ重視層向け
  • ミドルハイ(20〜25万円):高画質設定や配信もこなせる長期利用向け
  • ハイエンド(25〜35万円):4KやVR、クリエイティブ作業にも対応
  • フラッグシップ(35万円以上):最高性能を求めるプロゲーマーやクリエイター向け

パソコンのグレードはエントリーからフラッグシップまで幅広いモデルがありますが、一番重要なのは「自分の用途に合った性能を選ぶこと」です。

遊びたいゲームの推奨スペックを満たしているか、どの解像度やフレームレートで遊びたいのか、そして静音性や冷却性能をどの程度重視するかといった観点を整理することで、必要なグレードが自然と見えてきます。

また、ゲーム以外に動画編集や配信を行うかどうか、1台を長く使うのか定期的に買い替えるのかといったライフスタイルも判断材料になります。

性能だけを追い求めるのではなく、予算や将来の拡張性とのバランスを考えることが満足度の高い選択につながるので、ぜひ今回の記事を参考に自分にあったパソコンのグレード・自分にあったゲーミングPCを見つけてみてください!

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