ストームで販売されているBTOゲーミングPC『PG-MD』のレビュー記事です。
PG-MDは価格に対して性能の高さがウリとなっているコスパに優れたモデル。
この記事ではそんなPG-MDの詳細なスペック・特徴から対応するゲーム、更に類似モデルと比較してわかるコスパやおすすめ度なども解説しています。

※時期によって仕様・構成が変わる可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。
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PG-MDのスペックや特徴
OS | Windows 10 Home 64bit DSP |
CPU | 【CoffeeLake】Intel Core i7-9700(8コア/8スレッド 3.0GHz 12MB TDP65W UHD Graphics 630) |
GPU | GeForce RTX 2060 6GB |
マザーボード | Z390 ATXマザーボード(ATX,RAID対応,USB3.1,有線LAN,M.2 Socket,メモリ4枚まで) |
メモリ | crucial 8GB(8GBx1) DDR4-2666/PC4-21300 |
ストレージ | 高速NVMe SSD 250GB(PCI-Express 3.0 x4接続 Read:最大3,000MB/s Write:最大1,300MB/s) 1TB SATA-6Gb/s |
光学ドライブ | 無し |
電源 | 750W 80PLUS GOLD電源 |
ケース | MetallicGear Neo MG-NE510_BK02 |
本体サイズ | 210mm(幅) x 450mm(高さ) x 405mm(奥行き) |
キーボード・マウス | 日本語USBキーボード (黒色) USB 光学式スクロールマウス(黒色) |
価格 | 130,727円(税込143,800円) |
※基本構成です。カスタマイズによりスペック・価格は変わります。
高性能なCore i7 9700K
CPUはIntelの大人気モデル、Core i7-9700となっています。
Core i7-9700は多数のメーカーでBTOゲーミングPCのスタンダートとなっている8コア8スレッドのCPUです。
シングルコア性能が高く多くのゲームタイトルが最適化されていることもあり、ゲームにおいて高いパフォーマンスを発揮します。
ミドルハイグラボRTX2060
グラフィックボードはGeForceのミドルハイモデル、RTX2060が搭載されています。
SUPERではなく無印のRTX2060となりますが、この価格帯のモデルでRTX2060が搭載されているのはかなり魅力的ですね!
RTXシリーズなのでレイトレーシングによるリアルな反射のグラフィックスを楽しむことができますし、対応しているソフトであればフレームレートを落とさず画質を向上させるDLSSも利用できます。
メモリ容量は8GBと少なめ
メモリはPC4-21300の8GBを1枚となっています。
8GBだと現在ではやや少なめな印象があるので、価格もあまり高くないですしオプションで16GB以上に増やすことをおすすめします。
ただし容量こそ少ないものの安心のCrucial製なので、品質面に関しては問題ないですね!
システム用M.2 SSD 250GB + データ用HDD 1TB
ストレージはM.2 SSD 250GBにHDD 1TBの2基構成となっています。
容量こそあまり多くはないものの、システム用に超高速なM.2 SSDが採用され、データ用にもHDDが用意されているというのはポイントが高いです。
特にM.2 SSDは一般的なSATA接続のSSDに比べて5~6倍の速度となるので、それがシステムドライブに使われることでOSの起動やゲームのロード時間を大幅に短縮することができます。
750Wの80PLUS GOLD電源採用
電源は750Wの80PLUS GOLDモデルが採用されています。
80PLUS GOLDは80PLUS TITANIUMに続いて2番目に品質が優れているランクで、電力効率が良かったり長寿命と、様々なメリットがあります。
容量も750Wと十分なので、現在の構成はもちろん今後パーツをアップグレードする場合も余裕ですね!
ちなみにストームのゲーミングPCは基本的に全てのモデルで80PLUS GOLDの電源が使われています。
Metalick Gear製のクールなケース
ケースにはMetallicGear製のNeo V2 MG-NE510_BK02が使われています。
このケースはアルミパネルが採用された非常に高級感のあるケースで、フロントパネル下部に設置されたLED照明により非常にスタイリッシュな外見に仕上がっています。
各種ファンが多数設置できたりケーブルマネジメントスペースがあったりと、拡張性も抜群。
更に各種アドレッサブルRGBシステムにも対応しているので、対応したマザーボードやLEDファンなどを接続すれば、鮮やかなライティングを楽しむこともできます。
日本語キーボードや光学式マウスも付属
ストームのゲーミングPCには日本語のキーボードと光学式マウスも標準で付属されています。
そのためBTOパソコンを初めて購入する人にありがちな、購入してからの「あれ!キーボードがない!マウスがない!」といったトラブルがなく、また余計な出費を減らすこともできます。
ただあくまで付属するのは一般的なものとなっているので、もし多機能・高性能なゲーミングキーボードやゲーミングマウスが欲しい場合は別途購入するようにしましょう。
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PG-MDと類似モデルとの比較
次にPG-MDと類似モデルを比較してみましょう。
類似モデルとしてはドスパラの『GALLERIA XT』、フロンティアの『FRGHZ390/SG1』等がありました。
モデル名 | PG-MD | GALLERIA XT | FRGHZ390/SG1 |
メーカー名 | ストーム | ドスパラ | フロンティア |
主要スペック | Core i7-9700 GeForce RTX2060 SUPER 8GB M.2SSD 250GB + HDD 1TB |
Core i7-9700 GeForce GTX1660 SUPER 16GB M.2SSD 512GB + HDD 1TB |
Core i5-9600K GeForce GTX1660 SUPER 8GB M.2SSD 512GB + HDD 1TB |
価格 | 130,727円(税別) | 129,980円(税別) | 138,800円(税別) |
GALLERIA XTは価格はほぼ同等ですがグラフィックボードが下のランクになるGTX1660 SUPERとなっています。
ですがその分メモリの容量は倍の16GB、M.2 SSDの容量も512GBへと増えているので、PCの総合的な使い勝手はGALLERIA XTのほうが勝っていると言えるでしょう。
FRGHZ390/SG1はグラフィックボードが同じくGTX1660 SUPERに変わっているほか、CPUも1ランク下のCore i5-9600Kに下がっています。
そのため単純なスペックで比較した場合はやや不利ですが、水冷CPUクーラーが付属していたりライティング効果のあるケースなどが採用されているという点がポイントとなっています。
その代わり価格も8千円ほど高くなっている点は注意しましょう。

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PG-MDが対応するゲームは?
PG-MDが対応する主要ゲームタイトルには以下のようなものがあります。
目安として、フルHD(1920x1080)&最高・ウルトラ画質設定をフレームレート100FPS以上で楽しめる=超快適!、75FPS以上100FPS未満=快適、60FPS以上75FPS未満=普通、30FPS以上60FPS未満=厳しい、そして動作不可の5段階評価としました。
144Hzだけじゃなく240Hzなどの超高リフレッシュレートのゲーミングモニターが広く普及してきているので、少し厳し目ではありますが「60FPS未満はあまり快適にプレイできない環境」と設定しています。
なお各数値は海外のベンチマーク結果サイトにて、CPUとGPUの構成を合わせた状態で調査しました。
対応する主要タイトル
- メトロ:エクソダス・・・ 普通
- アサシンクリード:オデッセイ・・・ 普通
- レッドデッドリデンプション2・・・ 普通
- ボーダーランズ3・・・ 快適
- アンセム・・・ 快適
- モンスターハンターワールド・・・ 快適
- ファイナルファンタジー15・・・ 快適
- シャドウオブトゥームレイダー・・・ 快適
- ゴーストリコン:ワイルドランズ・・・ 快適
- ジャストコーズ4・・・ 快適
- アサシンクリード:オリジンズ・・・ 快適
- ギアーズオブウォー5・・・ 超快適!
- PUBG・・・ 超快適!
- ウィッチャー3・・・ 超快適!
- ファークライ:ニュードーン・・・ 超快適!
- ヒットマン2・・・ 超快適!
- ワールドオブウォーZ・・・ 超快適!
- フォートナイト・・・ 超快適!
- バトルフィールド5・・・ 超快適!
- フォールアウト76・・・ 超快適!
- フォルツァホライゾン4・・・ 超快適!
- バイオハザード:RE2・・・ 超快適!
- 黒い砂漠(リマスター)・・・ 超快適!
- グランドセフトオートV・・・ 超快適!
- ニーアオートマタ・・・ 超快適!
- コールオブデューティー:MW・・・ 超快適!
- コールオブデューティー:BO4・・・ 超快適!
- APEX Legends・・・ 超快適!
- ファイナルファンタジー14・・・ 超快適!
- レインボーシックスシージ・・・ 超快適!
- オーバーウォッチ・・・ 超快適!
PG-MDはCore i7-9700にRTX2060を搭載したゲーミングPCです。
そのため、価格帯の割には性能が高く、フルHDであれば多くのゲームを快適に遊べる結果となりました!
メトロ:エクソダスやレッドデッドリデンプション2といった重いゲームは60FPS前後となりましたが、それでも多少設定を落とせばスムーズに遊べるというのは凄いですね。
ただ重いゲームを遊ぶ場合はそれに伴って使用されるメモリ容量も増えるので、やっぱり16GB以上には増設しておくのがおすすめです。
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PG-MDの良い点と悪い点まとめ
PG-MDの良いポイントと悪いポイントをまとめてみました。
ココがおすすめ
- 安くても高性能なCPU&GPU搭載
- メモリや電源にもしっかりこだわった一台
- キーボード&マウスが標準で付属
ココが気になる
- メモリが8GBと少なめ
このことから、PG-MDのおすすめ度は5点中4.5点となりました!
PG-MDがおすすめなのはこんな人
改めて、PG-MDは以下のような人におすすめです。
PG-MDはこんな人におすすめ!
- 安くてもゲーミング性能が高いモデルが欲しい人
- 各パーツにしっかりこだわって作られたBTOパソコンが欲しい人
- 初めからマウスやキーボードが付属している方が良い人
PG-MDは税込みで14万円ほどで購入できるストームのミドルレンジモデルです。
購入しやすい価格帯であるものの、搭載されるCPUやGPUがミドルハイ~ハイエンドに位置する高性能なものが使われているので、同価格帯の他社製BTOパソコンに比べてゲーミング性能が高いのが特徴となっています。
そのため「とにかく安くて高性能なゲーミングPCが欲しい!」という人に非常におすすめしたい1台と言えるでしょう。
また各パーツのチョイスにこだわりがあったり標準でマウスとキーボードが付属していたりと、総合的なコスパも◎。
トータルで魅力に溢れた1台に仕上がっているので、初めてゲーミングPCを購入する人にもおすすめです。

ストームのおすすめランキングやセール情報
PG-MDを販売するストームでは、他にも魅力的なゲーミングPCが数多く揃っています。
その中でも特におすすめなのは、第3世代Ryzenを搭載したハイエンドモデルPG-HD!
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になった方は合わせて読んでみてくださいね。
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